マリンバイオ部活動記録 №057
ハリセンボンの針が何本か? 数えてみました。
使用したハリセンボンは、栗田の浜や、本校桟橋に死滅回遊(季節来遊)してきたものです。
正確には「針状の棘(とげ)」であるため、以下「棘」とします。


多くのハリセンボンが浜に打ち上げられ、死んでいました。








調べた結果からは、体が大きいから棘が多いとは言えないようでした。
むしろ、大きくなるほど全長に対しての本数が少ないのでは?と言えそうですが、調査個体数が少ないため、なんとも言えません。


フグ目 ハリセンボン科
世界中の熱帯域から温帯域にかけて分布しています。
ハリセンボンの棘は、鱗(うろこ)が進化したものだと言われています。

スズキ目 フサカサゴ科
本来はサンゴ礁に生息する熱帯域の魚。近年、京都府沿岸域でも多く見られるようになってきました。
現在、3個体を飼育しています。長い個体で3年程飼育しています。
宮津市養老や田井の定置網漁業で混獲された個体をいただいたき、飼育しているものです。