ハリセンボンは針何本? マリンバイオ 2024.04.04 マリンバイオ部活動記録 №057ハリセンボンの針が何本か? 数えてみました。使用したハリセンボンは、栗田の浜や、本校桟橋に死滅回遊(季節来遊)してきたものです。正確には「針状の棘(とげ)」であるため、以下「棘」とします。 1月21日(日) 死滅回遊(季節来遊)してきたハリセンボン ハリセンボンを回収する部員多くのハリセンボンが浜に打ち上げられ、死んでいました。 3月27日(水) ハリセンボンを解凍 3月27日(水)、28(木)、ハリセンボン13個体の棘の本数を数えました。 全長測定 ひたすらニッパーで棘をカット 棘は何本? 体が大きい方が本数は多い? 関係ない? 調べよう! カウント 平均は367本でした。調べた結果からは、体が大きいから棘が多いとは言えないようでした。むしろ、大きくなるほど全長に対しての本数が少ないのでは?と言えそうですが、調査個体数が少ないため、なんとも言えません。 瀕死状態から運よく助かった2個体を、ミノカサゴと一緒に飼育しています。 ハリセンボンフグ目 ハリセンボン科世界中の熱帯域から温帯域にかけて分布しています。ハリセンボンの棘は、鱗(うろこ)が進化したものだと言われています。 ミノカサゴスズキ目 フサカサゴ科本来はサンゴ礁に生息する熱帯域の魚。近年、京都府沿岸域でも多く見られるようになってきました。現在、3個体を飼育しています。長い個体で3年程飼育しています。宮津市養老や田井の定置網漁業で混獲された個体をいただいたき、飼育しているものです。 Post Views: 159