11月20日(月)
漁師さんからテングハコフグをいただきました。
テングハコフグ
フグ目 ハコフグ科
分布は伊豆半島以南の南日本からインド洋、大西洋です。日本海側で採集されることは非常に稀です。ハコフグほど個体数が多くないため、熱帯域であっても珍しいといえます。
吻部が前方に突出しているのが特徴で、本種の和名の由来になっています。
テングハコフグは皮膚に毒を持っています。ハコフグ科の魚類は皮膚にパフトキシンという粘液毒(神経毒)を持ち、刺激すると毒を分泌します。逃げ場のない水槽内で分泌すると自らの毒で死んでしまうため、他魚種との混泳や飼育には注意が必要です。