令和5年7月27日(木)
城陽市幼保小連携推進会議北城陽ブロック合同研修会が城陽市立久津川小学校で開催されました。昨年度市教委の研修会で幼小接続の話を聞かれた先生が、自校のブロックの先生方にも聞いてもらいたいと計画されました。
参加されたのは、久津川小学校、古川小学校、久津川保育園、平川幼稚園の教職員約30名です。音楽室に入るなり、「音楽室懐かしい。」と楽しそうに話をされる保育所の先生方が印象的でした。
狩野アドバイザーから「幼保小連携教育の推進に向けて」と題して講演していただきました。幼稚園指導要領や学習指導要領の中に幼小接続に係る内容が記載されていること、接続の必要性と架け橋プログラムについてや、幼児期の教育と小学校教育の違いについてなど、お話させていただきました。
講演の後、小グループで小学校の先生と保育所幼稚園の先生方で交流されました。高学年を担任することが多い先生からは、「もっとあそびについて知りたい」、小学校の先生からは、「教科書がないのにどうやって毎日すること考えてるの」など、素朴な疑問をお互いに聞く機会となりました。低学年の先生の「幼児のあそびが、小学校の生活科や理科社会に生きている、基礎となっていると思っている。」という話を受けて保育所の先生から、「(日常の保育が外部から)評価されることがない、1度見に来てほしい」など、新鮮な気持ちで話をされている様子が伝わってきました。 担当者からは「子ども達の交流とあわせて先生同士の交流も深めていき、お互い参観し合い、気軽に子どものことや園・学校での様子を話し合うことなど、継続して行っていきたいという今後の方針が見えた」と感想をいただきました。