アドバイザー派遣【京丹後市立網野こども園】

アドバイザー派遣の様子

 令和5年7月26日(水)
 今年度関西幼稚園・こども園連合会教育研究大会で研究発表に向けた園内研究会に寄せていただきました。
 園舎に入ったところから、わくわくするような掲示物と隅々まで整理整頓された環境に居心地の良さを感じました。

 大変暑い日の保育参観でしたが、子どもたちが安全に外で遊べるような環境が準備されていました。パラソルの下でペットボトルを使った水遊びや草花を使っての色水遊び、屋根でできた日陰と日向をうまく使い水を使ったお絵描きコーナー、砂場にもしっかり日よけネットがあり、水が浸み込まないようナイロンシートを使った砂遊び、それから大きなプールでの水遊びなどです。

 「魔法の絵具でかいてみよう」という遊びでは、ラミネートシートに不溶性絵具を塗ったキャンパスに子ども達が筆で絵を描いています。入れ物には魔法の水が入っています。(実はただの水)子ども達は描き終えると日向に持って行き、乾くとまた描いて楽しむことを繰り返していました。まさに、小学校理科「ひなたとひかげ」の学習につながる経験です。

 午後の研修では、狩野アドバイザーから「どきどきわくわくきらっ!ひとりひとりがかがやいて~認め合い、支えあい、つながり合う子ども達~」と、題してお話させていただきました。午前中の保育に見られた環境の工夫や保育者の言葉かけなど、行き届いた丁寧な保育について、実際の写真を見せながら話されました。実践報告に関しては、京都府が進める教育振興プランとの一貫性を確認しながら、非認知能力の育成と学びの連続性について話されました。
 園からは「研究発表に向けて、京都府の教育を前面に出して伝えることや幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を押さえるべきであることなど、教えていただいた内容がとても新鮮で心に残り、ご指導いただいたことで自信をもって発表に向かうことができそうです。」と感想をいただきました。

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