令和5年7月11日(火)に京丹後市こども園・保育所 2歳児担任会が京丹後市役所峰山庁舎で行われました。
京都府幼児教育アドバイザーの大橋美智子先生から、「2歳児保育 発達の姿から考える」と題して、1~2歳児の具体的な子どもの姿や事例を通した乳幼児期の遊び・生活について、講演が行われました。
講演では、保育所保育指針からのキーワードや子どもの発達における具体的な姿、また、2歳児の環境づくりの時に大切にしたい4つの視点、主体性を大事に育てていく保育等について、実践事例を交えて話をしていただきました。
研究協議では、4つのグループに分かれて、先生方は感想や自園での実践、悩み等を出し合い、大変熱心に協議をされました。その後の交流では、乳児の遊び場所でその年齢にとって魅力的なゾーンを作っていくこと、主体的な環境についての事前準備、子どもに対する声の掛け方、声を掛けるタイミングの難しさ等が出されました。
大橋アドバイザーからは、グループ協議で出された先生方の悩み等を話された後で、「主体的、主体性」についての捉え方や考え方、子どもの生活のルーティーン化について、スプーン、箸の使用等「~しなければならない」でなく、発達の状況、姿から介助していく大切さを話していただきました。
2歳児担任会からは、「実践事例を基に、2歳児の発達や保育者が日頃子どもたちと関わる中で抱いている悩みや疑問に対しわかりやすく丁寧に話していただいたり、質問に対して的確にアドバイスをいただき今後の教育・保育を行っていく上で貴重な学びになりました。」と、感想をいただきました。