アドバイザー派遣【南丹市立八木中央幼児学園(幼)】

アドバイザー派遣の様子

 令和5年7月6日(木)
 昨年度からの継続として、若手の先生の研修に千田アドバイザーと訪問しました。

 3歳児の外遊びでは様々な水遊びが展開されていました。段々になったペットボトルに水を流し、最後はたらいにたまる遊びやシャワー、色水遊びなど自分の興味のある水遊びに夢中でした。口の狭い容器に入れやすいようにじょうごが置いてあったり、シャワーの下に水を受けられるよう別の容器を置いたりするなど、子どもの興味が広がる先生のさりげない支援がありました。

 4歳児の室内遊びでは多くの子が「ぼうけんごっこ」を楽しんでいました。冒険に行くための準備として、カップに穴を開けたい男の子。先生は千枚通しを使って、「いいね、ライトにも望遠鏡にもなるね。」と子どもを認める言葉かけをされていました。

 事後の懇談で千田アドバイザーから、「一人一人へのきめ細やかな声掛けが行き届いており上手ですね。」と、お話がありました。繰り返し遊べたらいいけれど、という悩みには、「子ども達から出てきた遊びのこの事象だけで終わるのではなく、子どもが次どうしたいか、先生が次どうさせたいかを持っておかないといけない。」と、アドバイスさせていただきました。

 経験年数の浅い先生方が確実に力を付けて保育をされている頼もしい園でした。園からは「アドバイザーの先生に来園いただくことで、若手職員は元より、全職員が普段当たり前にしている保育に疑問をもったり、良さを再確認したりすることが出来ます。」と感想をいただきました。

タイトルとURLをコピーしました