アドバイザー派遣【与謝野町立のだがわこども園】

アドバイザー派遣の様子

 令和5年6月29日(木)
 与謝野町立認定こども園・保育所職員資質向上研修会の公開保育・研修会に大橋アドバイザーと行ってきました。乳児保育を公開し事後研修会を実施されました。

 公開保育では、0,1,2歳児の保育を参観させていただきました。乳児棟の保育室の前に乳児さん専用の砂場があります。たくさんの容器やペットボトル、たらいなどが置いてあり、好きなものを使って遊んでいます。中には桶の取り合いをしている子もいます。
 容器を使って砂をすくってたらいの中に入れていた1歳児さん。いつの間にかたらいの中に入って遊んでいました。砂場の木枠も小さい子にとっては大きな段差、後ろを向いてお尻から慎重にまたぎます。
 「片付けようか」という先生の声掛けに、きちんとカゴに片付ける女の子。使ったら片付ける、小さなころから身に付けたい習慣、丁寧に保育をされていました。

 午後は参観に来られた他園の先生方を含めての研修会でした。
 夏は水遊びの季節ですが、ここで水道の蛇口が話題になりました。各園の施設の構造上、蛇口の位置やタイプが様々であることがわかりました。外の水道のカランが別保管になっている園、ひねるタイプがない園、砂場から遠くて不便を感じていることなど、さまざまでした。どの園も自園の設備を生かして環境を工夫しておられました。

 大橋アドバイザーから、それぞれの発達の特徴を踏まえて具体的にお話がありました。1歳児はシンプルに、ジャーってしたら面白い。とことんやらせてあげていい。置いてあった机が高すぎるなど、ちょっと離れて見て、環境を見直すなどアドバイスさせていただきました。
 園からは「発達をとらえた上で保育や環境、おもちゃを考えていくことの重要性、また、保育者のねらいや思いなども環境を整えていくうえで大切であると学ぶことができた」と感想をいただきました。

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