令和5年6月26日(月)
自然豊かなみやまこども園に、野遊び研究家の山崎春人スペシャルアドバイザーと訪問しました。
園の近くにある「かやぶき美術館」で自然物を使った遊びを教えていただきました。イチョウの葉の2か所を筋に沿って割き、中ほどに爪で穴を開け、その中に茎を通します。子ども達も次々と作り始めましたが、適当な場所まで割くこと、爪で穴を開けることなど、力加減が難しく、うまくできない子もいます。何度もやってみて、できた時にはとてもうれしそうな子ども達でした。


シロツメクサをつかった指輪、モミジの種のヘリコプターなど、簡単に遊べる遊びを教えていただきました。
午後の研修では、自然と幼児期の関わりの大切さについてご講演いただきました。自然の中ではそれぞれ見つけるものが違うので、心を動かすことのできるものに出会うことが大きな意味を持つ、また、幼児期の遊びや体験が4,5年以降の伸びに現れると話されました。
園からは、「美山は自然環境に恵まれた地域であるが、保育に十分生かされていないことがわかった、何となく散歩に行く、のではなく、しっかり視点を持ち子どもを知ることからしていきたい。」と、感想を頂きました。