アドバイザー派遣【八幡市立橋本幼稚園】

アドバイザー派遣の様子

 令和5年6月7日(水)
 園長先生から本日の日程の説明をしていただきました。
「子どもの思い」に寄り添うために、担任、加配教員が共有することを大切に取り組まれている研修の在り方についてお聞きしました。
 4歳児ぱんだ組の保育を参観させていただきました。
 今日の遊びは「アイスクリーム屋さん」、みんなでいろいろな味のアイスづくりを楽しみました。
新聞紙を丸めて、お花紙で包みます。赤はイチゴ、白はバニラ、紫はブドウ…と8色の色があり、子どもたちも「次は〇味。」と楽しそうに作ります。
 作ったアイスは透明の蓋のついた箱に入れるのですが、箱は4つ味は8つ。最初はバラバラに入っていたのですが、一人の子が似たような色に入れ直すと、子どもたちの中で自然とルールが生まれ、赤系、黄色系、青系、白と見事に4つに分けていきました。
 箱がいっぱいになり、アイスが溶けないように、以前みんなで作った冷凍庫に保存することとなりました。しかし、サイズが合わずうまく入りません。みんなで相談し、保育室にあった箱や袋に分けて入れ、無事収まりました。

 降園後すぐにミニ研修会「フォトカンファレンス」が始まりました。
1枚の写真を真ん中に先生たちが「個を見て、この場面では何が育ったのか、今後どのような支援が考えられるか」とテーマを絞って話し合いをされました。
 10分という時間制限の中、熱心な考察と議論が繰り広げられました。河嶋アドバイザーからは、「どうしてこの写真を選んだのか、という視点もいいですね。」とアドバイスさせていただきました。 午後の研修も、まずは園の研究テーマについて30分間の研修会、その後、今日の保育参観についての研修会と、時間を効率的に使った研修が行われました。
 保育の振り返りの中で、アイスの味の数と箱の数が合わなかったことや、なかなか冷凍庫に収まりきらなかった場面を受けて、菅原アドバイザーから、「先生も子どももつまづいた。しかし、そこから一緒に立て直したことにより、達成感を感じられたいい経験として積みあがる。その環境を教師が意図的に作ることが大切である。」とアドバイスさせていただきました。

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