アドバイザー派遣【南丹市立園部保育所】

アドバイザー派遣の様子

 令和4年9月2日(金)、南丹市立園部保育所に行ってきました。
 午前は5歳児の公開保育、午後は園内研修でした。研究テーマ『心動く毎日を!大好きなみんなと一緒に』を基に、今週のねらいを明確にして、保育をしておられました。また、保育を見る視点を事前に共有し、午後の園内研修を充実したものにされていました。
 園部保育所は、個別支援の必要な子どもへの居場所や遊びの確保、全体の子どもたちの遊びの環境を限られたスペースの中でどう作るかなど、具体的な悩みをお持ちで、「支援のいる場面での保育者の関わり方」を保育を見る視点にも挙げておられました。園内研修では、「基本的に見守り、近くにいる」「その子どもが満足するまで遊びにつきあう」など、支援児への関わりで工夫している様子を交流されました。
 千田アドバイザーからは、「限られたスペースを上手く利用し、支援の必要な子どもに関わっておられる。子どもにはまる遊びを先生が提案してあげるとよい」とアドバイスさせていただきました。また、「先の見通しが持てない子どもには、絵カードや動作による指示が有効であること」、「肯定表現による言葉かけが有効であること」などを話されました。

 園部保育所からは、「経験のある保育者は『そうそう。』と思いながら、若い保育者は『そうなんだ。』と感じながら、断片的な知識や経験をまとまって聞くことができた。アドバイスいただいたことを今後の保育に活かしたい」と感想をいただきました。

 

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