アドバイザー派遣【舞鶴市保幼小連携研修会】

アドバイザー派遣の様子

 令和3年12月3日(金)、舞鶴市で開催された保幼小連携公開授業・保育研究会に出席しました。

 本研修会は、小学校と連携園での生活科連携活動の公開授業を通して、お互いの理解を深めながら、それぞれの「ねらい」を持った連携活動の充実に向けて研修を深めることを目的としたものでした。

 実践報告を中舞鶴小学校の1年生担任の先生と中保育所の5歳児クラス担任の先生がされました。1年生児童と5歳児の最初の出会いを大事にされ、それぞれの「ねらい」に即した幼小連携活動の報告でした。録画されたビデオには、1年生児童と5歳児が試行錯誤しながら活動する様子が映っていました。普段、同学年の中では、見せない姿が見られ、異年齢活動ならではの姿がありました。

 大橋アドバイザーから「“協同性”とは、“同じ事を一緒にする”ことではなく、1年生は、5歳児を大切な存在として扱い、5歳児は、自分の立ち位置を考えて動こうとすることであり、このような楽しい活動だからこそ生まれるのが協同性である」といったお話をさせていただきました。 参加者からは「幼小の連携活動は、イベントのようなイメージを持っていたので、今回の活動はとても新鮮だった」「教師がレールを引いた活動をせず、子どもたちが考え、次につなげられる活動にすることが大切だと思った」「お互いを認め合うことも“協同性”の一つだと分かった」といった感想がありました。

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