アドバイザー派遣【綾部市立八田幼稚園】

アドバイザー派遣の様子

 令和4年9月22日(木)、綾部市立八田幼稚園に行ってきました。

 八田幼稚園では、「幼児が自ら環境にかかわって主体的に遊びや生活を展開するためにはどのような環境構成や教師の援助が必要か」と研究主題を設定され、研究主題の共通理解を図りながら、子どもの実態に応じた環境構成や教師の援助を探り、保育の充実を図っておられます。

 公開保育では、「土粘土と遊ぼう」と題して、土粘土の素材を生かしながら、子ども理解に基づいた環境が設定されており、子どもが主体的に遊ぼうとする意欲や関心を高められていました。

 

 午後からの事後研究会では、子どもたちの様子を振り返りながら、子どもたちが主体的に活動できる環境設定や環境構成の工夫、研究の進め方等について話し合うことができました。

 狩野アドバイザーからは、「子どもたちの様子から、『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』をたくさん見ることができた。今後、5歳児が4歳児に伝えていく展開を考えていくこともでき、相手を思う心、分かるように伝えていく関わり等を、園の特色にしていくこともできるのでは」といったお話をさせていただきました。

 八田幼稚園からは、「保育の具体的なことから、指導計画や指導案等幅広く指導いただけていることに感謝しています。いろいろな視点があることも学ぶことができているので、教師一人一人の保育の幅が広がっていると感じています。」と、感想をいただきました。

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