アドバイザー派遣【宇治市立木幡幼稚園】

アドバイザー派遣の様子

 令和4年7月13日(水)、宇治市立木幡幼稚園に行ってきました。

 木幡幼稚園は、5歳児4名、4歳児7名という少人数の幼稚園です。保育室の前には少し小さい園庭があり、園児は、虫採りや泡あそびをしたり、仲良く連なって遊んだりと、思い思いの遊びを楽しんでいました。

 その後、4、5歳児が一緒にボディペイントをしました。3~4人のグループになって、テーブルの上いっぱいに絵の具を出して、手のひらで感触を楽しんでいました。時間が経つにつれ、先生の足や紙、自分の服や顔などに絵の具が付き、だんだん動きが大きくなっていきました。

 片付けが大変でしたが、少人数の良さを活かして、5歳児が汚れの落とし方を4歳児に教えたり、手伝いをしたりする姿、自ら雑巾でテーブルを拭く姿がありました。
 河嶋アドバイザーからは、「生活場面を4、5歳で過ごすことで、5歳児が手伝ったり教えたりする姿が自然と見られた。少人数ならではの工夫が環境や人の関わりに意識的に作られている。しかし、大人の意図が先行してしまうような場面が見られたため、「子どもの視点に立つ」ことを大切にして、先生の思いが強くなりすぎないように」とお話をさせていただきました。

 木幡幼稚園からは、「幼児期に必要な3つの基本体験「無条件に愛され大切にされる体験」「自立に向かう体験」「人とぶつかりじゃれあう体験」を意識しながら、保育実践に努めたい」と感想をいただきました。

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