福祉体験学習(4、5、6年)

 2月25日(火)に、4、5、6年生を対象に福祉体験学習を実施しました。今年度は、城陽市ろうあ協会と城陽市手話サークル「ひまり」「めだか」の皆様にお越しいただき、聴覚障がい者理解のための教育を行いました。

 今回は、実際に聴覚障がいをお持ちの方から、生い立ちや聾学校での生活、日常生活についてお話を伺いました。手話を通じて、音が聞こえないことによる生活の不便さを実感することができました。例えば、自転車に乗っていて後ろからのクラクションが聞こえないこと、訪問者のインターフォンが聞こえないこと、冷蔵庫が開いているときに鳴る警告音が聞こえないことなど、日常生活での様々な困難についても教えていただきました。

 また、目覚まし時計の音が聞こえないため、振動で知らせてくれる装置を利用して起きるという工夫も学びました。さらに、簡単な挨拶や自分の名前を手話で教えていただき、聴覚障がいを持つ方々とのコミュニケーション方法について理解を深めることができました。

 今回の学びを、今後の生活に生かし、互いに思いやりのある社会づくりに貢献してほしいと思います。

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