学校生活

 

 科学部は現在、部員募集中です!

 1年生の入部は大歓迎、2・3年生の入部も歓迎します!他のクラブとの兼部でも大丈夫です。

 莵道高校の特色を活かした調査・研究、授業ではできないような実験・実習を一緒にやりませんか?

 水曜日の放課後を中心に、生物実験室や化学実験室、中庭の畑、学校林などで活動しています。

 興味のある方はいつでものぞきに来てください。お待ちしています!

 

 激しい台風が過ぎ去り、体感的にも一気に秋の季節となった感じです。2学期の中間考査が終わったこのタイミングで、10月の貯水池調査をしてきました。

 8月の調査以降、貯水池自慢のオオカナダモは壊滅したままで、今回もすくいあげることができませんでした。水生生物の多くはオオカナダモにひっついているため、一部のヤゴや貝類、アメンボ以外はほとんど確認できませんでした。ウシガエルのオタマジャクシも見ませんでした。成体のウシガエルは1匹だけ確認できましたが、気温も下がってきたので、成体はそろそろ姿を消していくと思います。

 毎月の貯水池調査は昨年11月から始めたので、今回で1年が経つことになります。年間を通して、当初考えていたより季節的な変化は少なかったのですが、それでも毎回何らかの気付きや発見があったように思います。定期的な調査としては今回でいったん一区切りとする予定ですが、オオカナダモの状態だけは心配ですので、これからも観察は続けていきたいと思っています。

 

 先日の部活動体験で中学生と一緒に学校林に入ったとき、センサーカメラを回収しました。中学生と一緒にデータを確認したところ、いつものメンバー達が写っていて一安心でした。ここで撮影数が少ないと、せっかく来てくれた中学生をガッカリさせてしまいますからね。もっとも、野生動物の調査では「頑張ったけど何の収穫もなかった」とか、よくある話ではありますが。

 ニホンジカ、イノシシ、アナグマなど、里山に生息する哺乳類は大体見ることができる莵道高校の学校林ですが、よくされる質問として「クマはいないんですか?」というものがあります。京都府では現在、ツキノワグマの分布域は京都市以北となっておりまして、基本的には山城地域でクマを見ることはできません(たまに迷い熊が現れるみたいですが)。よって、学校林にも残念ながらツキノワグマはいないことになります。

 本来ツキノワグマは里山(人里の周辺)ではなく、いわゆる奥山に生息する動物です。しかし近年は森林の開発などにより、クマの生息域と人間の生活圏が近づいており、その結果クマを巡るさまざまな問題が起こっています。京都府北部では最近クマの生息数が増加しているため、今後、南部まで進出してくる可能性もゼロではありません。単純に駆除すればよいという話でもなく、どうしたら野生動物と上手くつきあっていけるのか、それを考えていきたいですね。

 

 9月28日(土)は中学生・保護者を対象とした莵道高校の学校公開でした。

 科学部は毎年、理科の授業体験のアシスタントをしています。今年は「葉脈標本の作製」という実験を行ったのですが、中学生のサポートをしたり、準備や片付けを手伝ったりと、いろいろと活躍してくれました。

 その後は部活動体験があり、科学部にも3人の中学生が体験に来てくれました。天気も良かったので一緒に学校林に入って生物観察を行い、それからセンサーカメラの写真を見てもらいました。さらに畑で作ったジャガイモやマクワウリを試食してもらいました。参加してくれた中学生には、莵道高校の面白い側面を十分に感じてもらえたのではないかと思います。

 それでは中学生の皆さん、来年4月に会えることを楽しみにしています。そして、科学部の新メンバーになってくれることも期待しています。

 

 9月も後半に入って、だんだんと夏のジメジメした暑さから、秋のカラッとした暑さに変わってきています。そんな季節の変化を感じながら、センサーカメラの回収に行ってきました。

 今回はシカの通り道にカメラを仕掛けていたこともあり、大量のシカ写真が撮影できました。雄も雌もたくさん写っていたわけですが、やはり学校林はシカがたくさんいる場所なんだなと、改めて思わされました。

 そんな中、アナグマの写真がしっかり撮れていたのですが、どうも最近、アナグマの撮影数が増加しているような気がします。アナグマは、見た目もタヌキっぽく、タヌキと混同されることが多い動物なんですが、分類上はネコ目イタチ科、つまりイタチのなかまになります(ちなみにタヌキはネコ目イヌ科)。身体も大きいし、見た目はあまりイタチっぽくないように感じますが、骨格(特に頭骨)を見てみると、タヌキよりイタチに形状が似ています。日本の哺乳類は頭骨さえあれば全て種類が分かるとはよく言われる話ですが、一皮剥いた姿こそ本質を示しているということなのかも知れません。

 

 莵道祭が終わって一息ついたところで、9月の貯水池調査に行ってきました。8月の調査では、猛暑により(?)オオカナダモが壊滅状態になっていたわけですが、何か状況は変わったのでしょうか。

 水温・pH・水深などの測定を一通り終え、タモ網による水生生物の採集調査に入ったところで、異変が発生しました。オオカナダモが採れないのです。毎回、タモ網でオオカナダモをガサッとすくい、そこについている水生生物を探しているのですが、それができませんでした。雨の影響で水が濁っていたこともあり、水中の様子もよく分からず、確認できたのはウシガエル(成体)ぐらいでした。

 今回は途中で雨が降り始めたこともあり、いつものように十分な調査ができたとは言えないのですが、それでもオオカナダモが壊滅したことは貯水池に大きな影響を出しているように感じました。昨年の11月にはオオカナダモが普通にありましたので、これから復活していくのでしょうか?このオオカナダモの壊滅が、夏になると毎年起こっていることなのか、それとも今年特有のものなのか、慎重に見ていきたいと思います。

 

 莵道祭が無事に終わり、準備で後回しになっていたセンサーカメラのデータチェックをやっとすることができました。夏場は撮影数が少なくなる傾向にあるのですが、昨年に比べると色々な動物が撮影されており、興味深い写真もいくつかありました。

 まず、2頭のタヌキがじゃれあっている写真が撮れました。夏の時期のタヌキは毛が短くてタヌキらしさが少ないのですが、そんな夏毛のタヌキがカメラの前で遊んでいたようです。まだ若いように見えるので兄弟でしょうか?そして、今回はアナグマが結構たくさん写っていました。中には同時に3頭が写っているものもあり、この夏、学校林にアナグマの集団が来ていたのかも知れません。

 学校林にセンサーカメラを仕掛け始めて2年以上経ちますが、まだまだ面白い写真が撮れるものですね。これからも「莵道の森」の動物を追いかけていきます。

 

 9月4日・5日の莵道祭において、科学部は展示と実験を行いました。展示は生物実験室前の廊下で終日、実験は5日(2日目)の午前中に実施しました。

 今年の展示内容は大きく3つ、「畑の変遷」「骨格標本展示」「昆虫標本展示」でした。科学部では昨年から中庭に畑をつくっているのですが、そこで育てた作物についてポスターにまとめました。また、これまでに科学部で製作してきた骨格標本もすべて展示しました。大物から小物まで、標本数もそれなりの数になってきました。そして今回特に力を入れたのが、莵道高校の敷地内を中心に採集した昆虫の標本です。今年の春から少しずつ採集していって、莵道祭で展示するために頑張って標本にしました。

 2日目の演示実験では「液体窒素の実験」をやりました。-196℃にもなる液体窒素を使って、さまざまなものを凍らせたり、冷やして液体にした酸素を燃やしたりしました。たくさんの方が実験を見に来てくれました。

 展示や実験を見に来てくれた皆さん、ありがとうございました。2学期も科学部は精力的に活動していきたいと思います。

 

 9月4日・5日の莵道祭で科学部は、今年も展示と演示実験をします。

 今年の展示は、科学部の畑の変遷と昆虫標本が中心です。昨年度からやっている畑作りの成果をまとめたり、学校内を中心に採集した昆虫の標本を展示したいと思います。また、科学部でつくった骨格標本の展示もします。新たに作製中の頭骨標本もありますよ。展示は生物実験室の前の廊下で行いますので、時間があるときにでも見に来てください。

 演示実験は2日目(9月5日)の9:30から生物実験室で行います。今年の実験は暑い日にぴったりな液体窒素を使った実験です。-196℃の涼しい世界を体験したい方は、是非足を運んでください。

 それでは今年の莵道祭も、科学部の展示・実験をよろしくお願いします。

 

 夏休みが終わり、2学期が始まりました。科学部は現在、9月4日・5日の莵道祭(文化祭)に向けて展示の準備をすすめているところです。そんな中、少しだけ時間をとって、8月の貯水池調査に行きました。

 まず、行ってみて驚いたのが、池がすごく汚くなっていたことです。変な枝みたいなものが浮いて、においも何かくさいような気がしました。浮いていた枝は、すくい上げてみると枯れたオオカナダモでした。8月の頭まであんなに元気に繁茂していたオオカナダモが、わずか1ヶ月ほどでボロボロになっていたのです。考えられることは、夏休み中の猛暑でしょうか。水温が高い状態が続き、水中の酸素も少なくなり・・・と、オオカナダモを壊滅させるには十分な要因となりそうです。

 動物の方ですが、ウシガエルはオタマジャクシも成体はいつも通りに顔を見せていました。タモ網でガサガサすると、今まで見ることのできなかったトビケラのなかまや、ウズムシを採集することができました。ヤゴやカゲロウの幼虫、アマガエルのオタマジャクシも採集できました。種数としては今までの調査より増えているくらいでした。

 先月までと比べて、かなり様相の変化した貯水池でしたが、来月も引き続き調査をしていきたいと思います。

 

 今年の夏休みも科学部は、アクトパル宇治で1泊2日の合宿を行いました。天体観測、灯火採集、水質調査、畑でつくったジャガイモを使ったカレー作りなど、学校ではできないような活動をすることができました。

 1日目はチェックインの後、軽く自然散策をしてから、夕食のカレー作りをしました。科学部の畑でつくったジャガイモがごろごろと大量に入ったカレーライスで、とても美味しかったです。同じく、畑でとれたキュウリも食べました。夕食後は天体観測で、土星や木星などの惑星をアクトパルの巨大天体望遠鏡で見せてもらったり、夏の星座についてボランティアの方に教えていただいたりしました。その後、就寝時間まで昆虫の灯火採集を行い、カブトムシなどを採集することができました。ここで採集した昆虫は、標本にして文化祭で展示する予定です。

 2日目は、早朝から森林の散策をしつつ、朝食として残りのカレーを今度はナンで食べました。その後、毎年続けている笠取川の水質調査を行いました。川幅、水温、流速などを測定し、川のきれいさの指標となる生物を探したりしました。

 合宿中には、アマガエル、トノサマガエル、ヤモリ、ヒバカリ、マムシなど、さまざまな動物を観察することもできました。暑い中でしたが、充実した合宿になったのではないかと思います。

 

 5月末からずっと設置していたセンサーカメラを回収してきました。研修旅行や期末テスト期間でなかなか学校林に入る機会がとれず、1ヶ月以上も設置していた形になります。カメラの電池は1ヶ月持たないことも多いので、何台かは電源が落ちていました。もっと計画的にやっていかないといけませんね。

 撮影された動物としては、タヌキ、イノシシ、シカなど、大体いつものメンバーでした。カメラのレンズが汚れていたせいで、あまり良い写真は撮れませんでしたが、出現種としては平常通りといった感じです。

 イノシシは泥に顔をうずめた写真が撮影できました。イノシシやシカは、ヌタ場と呼ばれる場所で泥浴びをすることで、体についたダニや寄生虫を落としているようです。1台のカメラを林内のヌタ場前に設置して以来、そういった姿が撮影されるようになったのですが、今年の春以降は雨が降らなくてヌタ場が乾燥し、以前のように動物が来なくなってしまいました。やっと梅雨入りしたので、しっかり雨に降ってもらって、ヌタ場を潤して欲しいですね。

 

 1学期の期末テストが終わり、もうすぐ夏休みですね。今年は記録的に遅い梅雨入りでしたが、その後もあまり雨が降らないままで、少し心配になってきますね。心配しながら、7月の貯水池調査に行ってきました。

 貯水池は相変わらずのウシガエルの天国で、成体もオタマジャクシも、こちらをほとんど警戒することなく姿を見せています。たまに「ボォーッ!」と鳴いたりしてます。水を汲んだり、タモ網でガサガサし始めてもすぐに逃げることがなく、そんな余裕な態度で大丈夫なのかと逆に心配になります。

 7月に入り、水温はもう泳げるんじゃあないかというくらいに高くなっていますし、梅雨入りしましたので、雨が降って水深も上がっていました。そして、タモ網による動物調査では、久しぶりに新しい種類が出ました。アマガエルのオタマジャクシです。この貯水池にはウシガエルしかいないと思っていましたが、アマガエルも産卵していたようで驚きました。

 今回もまだウシガエルの産卵は確認できませんでしたが、オタマジャクシがいる以上は産卵もしているはずなので、どのタイミングで産卵するのか、注意深く見ていきたいと思っています。

 

 先週と今週で、残っていたジャガイモをすべて収穫しました。現在、生物実験室には大量のジャガイモがある状態ですが、有意義に活用していきたいと思っています。まずはジャガイモの最もシンプルにして最高の食べ方の一つである「じゃがバター」にチャレンジしました。

 ジャガイモが自分達で育てたものである以上、その相方であるバターもまた、自分達で作ったものであるべきでしょう。残念ながら科学部では乳牛を飼育していませんので、生クリームを準備して、そこから自作バターを作ることにしました。

 ペットボトルに生クリームを入れて、ひたすら振り続けます。すると乳脂肪が固まって、バターができあがるのです。固まるまでかなり大変ですが、みんなで交代しながら振っていきます。固まったら、塩で味をととのえて完成です。

 茹でたジャガイモにつければ「じゃがバター」が完成です。自分達が育てたジャガイモに自分達で作ったバターをつける、これが美味しくないはずありませんね。さて、次はどのようにジャガイモを活用していきましょうか。楽しみです。

 

 2年生が研修旅行でマレーシア・シンガポールへ行っている中、残った1年生は化学実験をするに当たっての、基本的な器具の操作や試薬の取り扱い方について学びました。

 実際に、硫酸銅(II)水溶液にアンモニア水を加えて沈殿させる実験や、濃硫酸で文字を書いてあぶり出しをする実験をやりました。

 化学の授業で実験をするときは、この経験を活かして欲しいと思います。

 

 もうすぐ梅雨に入ろうというこの時期、なかなか暑い日が続きます。そんな中、貯水池調査に行ってきました。6月調査です。

 いつものように、水温・水深・pHを計測し、タモ網でバシャバシャして生物を採集していきます。相変わらず目新しいものは採れませんでしたが、水面にはアメンボの姿が見えました。それと、オオカナダモが白い花をつけていました。

 しかし、今回の主役はウシガエルです。先月の調査の際、ウシガエルの鳴き声が聞こえたので、今回は双眼鏡をもってウシガエルの成体を探しました。すると、いるわいるわ、軽く探しただけで5匹以上見つけることができました。池の周りにはフェンスがあるので、危害を加えられないことを知っているのか、近くまで寄っても逃げません。優雅に水面に浮いています。さらには、見せつけるように鳴き始めます。

 さすがは「ウシガエルの繁殖池」と呼ばれている野球部練習場横の貯水池だけあります。ついに本領を発揮してきました。次回以降の調査でも、この調子でウシガエルの動向を見ていきたいと思います。

 

 先週、試しに収穫したジャガイモを茹でて食べてみました。まだ茎が枯れる前に収穫したイモだったので、皮が薄くて簡単にむけ、食べやすかったです。味は普通にジャガイモでした。少し塩をふって食べると美味しかったです。

 同時に、まだツルも伸びていないのにできていたキュウリも収穫して食べました。先週はまだ10cmもない大きさだったのに、たった7日間で大きなキュウリに成長しており、慌てて収穫したのです。こちらはスティック状に切って、塩でもんで、そのままいただきました。みずみずしいキュウリといった感じで、意外にもちゃんとキュウリでした。

 残りのジャガイモも、来週には収穫しようと考えています。大量のジャガイモ、さぁ、どうしていきましょうかね。

 

 5月中ずっと設置していたセンサーカメラを回収してきました。今回は撮影数こそ決して多くはありませんでしたが、シカ、イノシシ、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、リスといった、いつものメンバーが写っていました。

 最近はどんどん日差しが強くなっていく一方ですが、センサーカメラの調査では、この日差しは気をつけるべきポイントの一つです。センサーには赤外線を使っているため、範囲内に強い光が当たりすぎてしまうと、センサーが誤作動して、何の動物もいないのにシャッターが落ちてしまうのです。設置場所には気をつけているつもりですが、莵道の森のように林内が明るいと、なかなか難しかったりするのです。

 それと、今回は設置期間中に2年理数コースの学校林調査があったので、たくさんの生徒が写っていました。調査で森に入る以上、こればっかりは仕方がないところですね。

 

 1学期の中間考査が終わりました。考査期間中も水やりをしながら様子を見ていた畑の作物ですが、良い感じに育ってきています。

 今日は大きく成長したジャガイモを少しだけ収穫してみました。小粒のイモばかりになっていないか心配していましたが、食べ頃サイズのよい大きさのイモも結構とれました。本格的な収穫は6月に入ってからを予定しています。楽しみですね。

 それと、GW明けに植えたキュウリが、もうできていました。まだツルすら伸びてないのに、いつの間にか花が咲いて、キュウリになっていたので驚きました。とりあえず今日は、今後伸びてくるであろうツルのために支柱を立てておきました。

 

 毎月の定例行事になっている貯水池調査ですが、5月の調査をしてきました。

 気温がどんどん上がって暑い日も多くなってきましたが、貯水池の水温も同じように上がってきています。しかし、今回も採集した生物には特に変化がなく、いつものウシガエルのオタマジャクシ、トンボのヤゴ、カゲロウの幼虫、モノアラガイでした。ただ、ヤゴは羽化直前の大きな個体が多かったです。

 今回、調査の途中で池から「ブォー!」という大きな音が鳴りました。ウシガエル(成体)の鳴き声です。ついに、ウシガエルが鳴き始める季節になってきたようです。来月の調査からは、ウシガエルの動向にも注目していきたいと思います。