学校内では、校舎の建物にぶつかって死んでいる鳥がたまに見つかります。今回、そうやって事故死したキジバトとヒヨドリを使って、剥製作りに挑戦してみました。
剥製は骨格標本とは違い、作成にあたって非常に繊細な作業が必要です。羽毛を汚さないように内臓を取り出し、筋肉を除去し、防腐剤を塗ったりと、知識や技術がなければ形すらまともに保てません。そんな剥製作りを、わずかな資料とインターネットだけを頼りに、とりあえずやってみました。当然、途中は「これどうなってるの?」「一体ここは何なの?」といった状況の連続で、よく分からないまま進めたところも多々あります。
結果だけ見ると、およそ自信満々に見せられるようなものを作ることはできませんでした。しかし、何とか形だけはバラバラにならず、完成させることができたと思います。見る角度によっては、それなりに見えるような気もします。初めて作った剥製としては、決して悪いものではないかも知れません。今回の経験を、次の剥製作りに生かしていきたいですね。
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