科学部が学校林内に設置している赤外線センサーカメラは、赤外線により動物の体温を感知して自動撮影するカメラです。体温を感知しているので、哺乳類だけでなく、恒温動物である鳥類もよく撮影されます。むしろ、昼間は哺乳類よりも鳥類の方が活動しているので、明るい時間に撮影された写真はほとんど鳥類だったりします。実際、撮影された写真データを集計すると、20%くらいは鳥類です。
現在、科学部では学校林における鳥類の調査を進めています。センサーカメラで撮影されるのは一部の種類だけだと思われるので、録音装置(ICレコーダー)によって鳴き声を記録し、そこからどのような鳥類が学校林にいるのかという調査を始めています。哺乳類だけでなく、鳥類や昆虫類など、さまざまな分類の生物相が分かってくれば、学校林がますます面白くなってきそうですよね。
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