学校生活

 

 2月になって、急に寒い日が増えてきていますが、それに伴って、宇治市でも雪が降るようになってきました。日本の哺乳類の多くは冬でも活動しているので、今回回収されたデータの中には、雪の中で撮影された写真もありました。

 科学部が学校林に設置しているセンサーカメラは赤外線(体温)に反応するので、哺乳類だけでなく鳥類もよく撮影されます。その多くはキジバトやハシブトガラスなのですが、今の時期は冬鳥であるシロハラやトラツグミも撮影されます。シロハラは森林で見られる冬鳥としてこの調査を始めた初年度から撮影されていましたが、トラツグミが撮影されるようになったのはここ3~4年です。鳥類の生息分布も、年ごとに微妙に変わってきているのかも知れませんね。