学校紹介About Us
課題研究とは、工業科の生徒が3年間の学びの集大成として、大きな"課題"に1年間取り組みます。生徒たちが自ら目標を設定し、教員と相談し、試行錯誤を繰り返しながら自分たちの"正解"を見つける課題解決型実習です。
今年度は、4つのテーマに3年生約30名の生徒が取り組みました。今日はそのまとめを発表する場でした。生徒たちは、立派に成果を発表しました。工業科の2年生も来年度自分たちが取り組むことを意識しながら聞いていました。
(1) 南丹サンサン祭り「四時間耐久三輪車レース」への取組
南丹市の園部城跡で開催された"自作三輪車"による4時間耐久レースに参加する取組です。レースは三十数チームが片輪を浮かせながら走行する激しいものでした。
(2) 「全国高等学校ロボット競技大会新潟大会」への取組
今年度で、5年連続全国大会に出場しているロボコンへの取組です。
今回は新潟県の名所や特産品を模した特別コースで対戦する取組を発表しました。
(3) 「野球・ソフトボール向けBSO製作」への取組
今年ベスト8入りした野球部のため、野球部の工業科生徒が中心となって"自作BSO"を製作しました。工業科で学んだ機械加工、電子回路、プログラミング技術を活用して製作しました。
(4) 「WRO及び"TANGO子ども未来プロジェクト"出前授業」への取組
京丹後市内の小学校3校にレゴのロボットを活用したプログラミング出前授業を行いました。来年度から必修化となることから関心が高く、京丹後市教育長様や丹後教育局様、丹後機械協同組合様が参観に来られました。
(5) 生徒自身による司会と副校長先生による講評
発表会では、生徒たちが司会を行い、丁寧なアナウンスができました。
最後に、副校長先生に講評をいただきました。
3年生では,工業科3年間の集大成として,『課題研究』という実習を行っています。『課題研究』とは,自分たちで『課題』を設定し,『課題を解決するため,自ら考え行動する実習』です。今回は,課題研究班8名の生徒(男子7名+女子1名)が,『ロボットプログラミング授業を楽しんでもらう!』ということを『課題』に,自分たちで授業を組み立て,ロボットをつくり,プログラミングを考えて,授業を行いました。
結果は写真を見てのとおり,大成功でした。弥栄小学校6年生の児童たちには,とても楽しんでもらえました。また,高校3年生の生徒たちも自信がつき,大喜びでした。今年度は京丹後市内の小学校あと2校で,出前授業を実施する予定です。
弥栄小学校6年生のみなさん,出前授業にいっしょうけんめい取り組んでくれてありがとうございました。
3年実習「京丹後版デュアルシステム」の報告会を実施しました。今年度は、3年選択の生徒14名が,京丹後市内の機械加工に関わる企業様7社※にて、お世話になりました。
内容は、各企業様へ2名ずつの生徒たちが、6月から10月まで毎週水曜日に通い、学校では学べないような実践体験に取組んでまいりました。もともと「デュアルシステム」とは、「学校」と「企業」とが協同して、生徒に職業意識や勤労観を学ばせる取組です。今回生徒たちは、自ら学ぶテーマを期間前半は「安全衛生」、後半は「品質管理」設定し、学んできました。
本日は、その成果を発表する場でありました。お忙しいなか多くの企業様に御出席いただき、生徒たちの成果を聞いていただくことができました。今年度も、丹後機械工業協同組合様、各企業様には改めて感謝申し上げます。
※ 今年度デュアルシステムでお世話になった企業様一覧
〇丹後機械工業協同組合
○株式会社韋城製作所 ○株式会社梅田製作所
○荻野精工株式会社 ○株式会社タムラ
〇株式会社日進製作所 〇ヒロセ工業株式会社
〇株式会社ヤマモト
下記、写真は、発表順に並べております。
産業工学科2年生30名が、貸切バスに1日乗車し工場見学に行きました。行き先は、次の2か所です。どちらも大きな工場で、午前中は舞鶴市内の造船所、午後は琵琶湖の近くにある本を作る機械をつくっている工場を見学しました。2年生は来年度進路を決めることになります。今日の工場見学は、進路を考えるうえでとても参考になりました。お忙しいところ、私たちのために見学をさせていただき、ありがとうございました。
京都府立工業学校を前身とする本校には、京丹後市を中心に与謝野町、宮津市の100社を超える加盟企業様からなる丹後機械工業協同組合様との間に、長い歴史の中で築かれた深い絆があります。工業科のインターシップ(就業体験)やデュアルシステム(地域連携型授業)をはじめとして、社会人講師の派遣や企業見学などの数々の御支援、さらには近年では普通科においても地元製造業でのインターンシップにも御支援をいただいております。昨年、同組合様は、創立70周年という記念すべき節目の年を迎えられるとともに、「京都新聞大賞・教育社会賞」という大きな栄誉も受賞されました。
この度、同組合様は丹後地域の府立学校との「ものづくり」に係わる引き続き連携への支援、そして本校をはじめとする、多くの丹後地域の府立学校卒業生が加盟企業様に勤務されていることに感謝をされ、丹後地域の府立学校への寄付をお決めになられました。
10月30日に長島校長が同組合の中村専務理事様より御寄付をいただきました。丹後機械工業協同組合様との絆・御支援に改めて感謝いたしますとともに、教育活動充実のため、大切に使わせていただきます。
3月2日(土)に中学2年生10名が参加した機械創造科による「技の探究講座」を開催しました。
校内の実習設備等の見学や学科説明の後、ロボット研究部の生徒6名が講師役となってレゴロボットによるプログラミング実習を行いました。
タッチセンサやマイク・超音波センサからの信号をプログラム処理し、ロボットを思い通りに動かすことに挑戦しました。受講した中学生達は内容が分かるにつれ、各自プログラムを工夫してロボットを操っていました。
参加者の声
・プログラミングは思っていたより難しかったけど、楽しめました。機械創造科に来たいなと思いました。
・ロボットの動きを自分で決めて、実際に動かすことに感動しました。
京都職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ京都)で、16日に研究・成果物に関わる発表会が開催されました。
本校、産業工学科・機械系統から「ロボット技術の習得と展開」というテーマで、3年生の今年度競技ロボットを製作した、富田悠里さん(峰山中出身)とロボットの出前授業を担当した田中太基さん(大宮中出身)が、それぞれの立場から発表を行いました。
また、課題研究で製作した「自動販売機」と「大型オルゴール」を展示させて頂き、参加者の皆様からは技術レベルが年々上がっていると高評価でした。
やわらかな日差しの下、小西川沿いにある芝桜の花壇が見えるベンチの近くに先日峰山高校からお引き渡しした看板の設置が行われました。
この看板は京丹後市ボランティア連絡会様の「花いっぱい運動」をアピールするためにデザイン系統3年生2名が製作したもので、川の流れと芝桜を調和させてイメージしたものをそれぞれがデザインして完成させました。
皆さんも小西川の遊歩道を散策されたときは是非ご覧ください。
産業工学科デザイン系統の閉系統式及び実習作品発表会がおこなわれました。
関係機関の方々や旧教職員、卒業生に見守られながら、デザイン系統最後となる生徒たちが実習作品の発表をし、系統を締めくくりました。
産業工学科デザイン系統は、京都府立峰山工業高等学校が開校した当時の染色科・機織科以来、紡織科、繊維工学科、繊維デザイン科を経て、この3月末に96年の歴史に幕を下ろします。ありがとうございました。
小西川沿いにある芝桜の花壇をご存じでしょうか?
京丹後市ボランティア連絡会様からの依頼を受けて、
デザイン系統3年の杉本舜哉さん(加悦中出身)、安田裕香さん(丹後中出身)がこの芝桜を植える活動「花いっぱい運動」を周知する看板を製作し、引き渡しました。
2月には設置していただけるとのことで、花壇に彩りを添えられたらと思います。
1月22日(火)本校にて課題研究発表会を実施しました。
4月から取り組んできた製作・研究の成果を多くの人に知ってもらうことができました。
発表テーマ
1 服づくり
2 エコデンレース2018
3 自動販売機の製作
4 競技ロボットの製作
5 デザイン工芸
6 大型オルゴールの製作
7 LEGOロボット出前授業
8 球体関節人形の研究
9 製作物販売