令和7年11月15日(土)に、第1学年の生徒を対象に「サイエンスダイアログ」を実施いたしました。
「サイエンスダイアログ」では、日本の大学で研究を行っている外国人研究員の方にお越しいただき、研究内容や出身国の文化について英語で講義をしていただきます。
今年度は、京都府立医科大学・大学院細胞分子機能病理学研究科の Ho Wen-Jin博士(台湾出身)にお越しいただき、「マルチモーダルイメージングによる心室性不整脈難治化のメカニズムの解明」というテーマで御講義いただきました。血管修復技術や心筋瞬間凍結による実験の手法などを、動画や図、グラフ等を使って分かりやすく説明してくださいました。オールイングリッシュの講義に、生徒たちは少し緊張している様子でしたが、御専門の研究内容を教えてくださるだけでなく、研究者として研究していくための姿勢や研究の進め方について説明してくださったため、生徒たちは非常に興味を持って受講することができました。質疑応答の時間には、研究内容や研究との向き合い方についてたくさんの質問がありました。
生徒たちは、英語を用いて専門的な知識を深めることの楽しさや、研究を通して物事を深く捉えるおもしろさを実感できたことと思います。