令和7年11月15日(土)、文理総合科2年生の半数が京都府立大学を訪問しました。生命環境学部・生命分子化学科・生命構造化学研究室の田中俊一准教授ならびに研究室所属の学生の皆様のご指導のもと、遺伝子組換えに関する実験を体験しました。
あわせて、遺伝子組換え技術に関する特別講義も受講し、技術を開発するだけでなく「どのように社会で活用するのか」、さらにその際に求められる倫理的な視点についても丁寧にお話しいただきました。研究の最前線に触れる、大変貴重な学びの機会となりました。
実験では、多くの生徒が初めて扱うマイクロピペットなどの器具に苦戦しながらも、協力して大腸菌への外来遺伝子導入に取り組みました。今回の実験結果は、12月6日(土)に観察する予定です。自分たちが培養した大腸菌がどのような変化を示すのか、生徒たちは期待を膨らませています。