網野学舎
12月4日から四日間の行程で、2年生が沖縄に修学旅行に行きました。修学旅行実行委員長に、旅行の思い出や旅行で学んだことなどを振り返ってもらいました。
【修学旅行実行委員長】 K.Hさん(2年3組・網野中)
「私は"このメンバーで行く最初で最後の修学旅行"を、みんなにとって思い出がたくさん残るものにしたいと思い、自ら率先して実行委員長に手を挙げました。結団式と解団式ではそれぞれ挨拶しました。
初日はひめゆりの塔や沖縄平和祈念資料館を訪れました。平和学習を通して、平和がいかに大切であるか、戦争ほど悲惨なものはない、と改めて感じました。特に、戦争に出向き、命を落としてしまった方々の生前のたくさんの写真を目の前にした時には、言葉が出ませんでした。最後に千羽鶴を奉納し、もう二度と戦争のない平和な世界を築くんだと、みんなで固く誓いあいました。
私は二日目のマリン体験が特に印象に残りました。自然が広がる美しい海でバナナボートやカヌーを体験し、沖縄でしかできない体験を仲間と満喫しました。
振り返ると、みんな笑顔があふれ、思い出を残すことができた充実した四日間を過ごすことができたのではないでしょうか。
この修学旅行を通して、一つのことを成し遂げるためには多くの方々の支援や協力がないとできないものだと強く感じました。皆さんには感謝でいっぱいです。この経験を将来の夢である調理師の道に生かし、仲間と切磋琢磨し、やがてはスタッフを引っ張る存在になっていきたいです。」
...この仲間との最初で最後の修学旅行は、生徒にたくさんの思い出や学び、そして気づきをもたらしてくれました。この経験はきっと、一生の宝になったのではないでしょうか。
(取材・文 安達卓能)