網野学舎
6月7日・8日に開催された第79回近畿高等学校新体操選手権大会で10年振りの団体優勝をし、8月のインターハイへの出場が決まった体操部男子の3名に決意を聞きました。
多賀野悠太さん(3年2組・網野中)
今年度は昨年よりも難しい技に挑戦をして、より高い得点を狙える演技に取り組んでいます。まだ完成とは言えませんが、しっかりと整えて形にしていきたいです。
近畿大会では個人戦をやり切って終えることができました。そして団体戦では10年振りの優勝でインターハイにつなげることができ、キャプテンとしてとても嬉しかったです。
インターハイに向けてはチームの課題であるスタミナの弱さを克服し、完成度やしなやかさにさらに磨きをかけ徐々に強度を上げていきます。
私は部活が終われば大学進学に向けて一気に切り替えるつもりです。そして、どんな形であっても、将来は私を育ててくれた体操に少しでも恩返ししたいと思っています。
眞柴慈温さん(2年1組・網野中)
私はこの一年で、体操に対する姿勢が変わりました。1年生の時には気づかなかったことが2年生になって気づくようになるなど、人間的に成長できたのではと感じています。
団体のメンバーはみなジュニア時代からの仲間で、互いに信頼し合っています。近畿大会ではそれぞれミスがあったものの、みんなでカバーし合って勝つことができました。
近畿大会ではスタミナがなくなる後半がとてもきつかったです。きつくなると技が乱れたり弱く見えてしまうので、しっかり食べて体力をつけてインターハイに臨みます。
来年は私が部を引っ張る立場になります。やるときはしっかり頑張る、休むときはしっかり休む。オンとオフがしっかりと切り替えられる強いチームにしていきたいです。
小西慶季さん(1年2組・久美浜中)
私が体操に出会ったのは小学3年生でした。その後、近畿の大会に出場した中学3年生の時、体操を本気ですることの楽しさを知り、網野学舎で体操を続けようと思いました。
近畿大会は多くの観客の前で演技をしました。私は緊張よりも"ワクワクする気持ち"の方が強く、演技後の大きな拍手と先生の喜ぶ顔を見て、喜びと達成感を感じました。
私にとっては初めての全国大会となる8月のインターハイに向けて、これまで以上に体力面の強化や演技の丁寧さを追究しながら、毎日実りある練習をしていきたいです。
私は、今 組んでいるチームが今までで一番いいチームだと感じています。この5人でできる最高の演技をして、最高の舞台であるインターハイを最高に楽しんできます。
... 「今 組んでいるチームが今までで一番いいチーム」だと思うのは、互いを信頼し充実している証拠です。固い絆で、目標であるインターハイ入賞を目指して頑張れ体操部!
(取材・文 安達卓能)