網野学舎
12月10日(火)、京丹後市総合計画審議会会長である企画経営科3年生の上羽柚夕さんが答申書を中山京丹後市長に提出しました。今回、高校生としては初の会長としてその任を全うした上羽さんに話を聞きました。
上羽柚夕さん(3年3組・丹後中)
「私は4年に一度開催される京丹後市総合計画審議会に、第3次メンバーとして参加をさせていただきました。大人が大半の中、高校生としては初の会長に私が指名されたときはびっくりしましたが、何事も挑戦だと思いお引き受けしました。
会は全4回行われました。司会進行では各委員の発言を拾ったり、私自身もグループ協議に参加して、委員の皆様と一緒に市の発展のために活発な意見を出し合いました。
そして最後に、この審議会でまとめた計画案を答申として中山市長に直接お渡しさせていただきました。市長からは私達若い世代が一緒になって市の未来のために携わったことに感謝を頂き、この答申を市の発展にしっかりと使わせていただくと仰っていただきました。会長としての最後の仕事を終え、私は達成感と同時にほっとした気持ちでした。
私はこれまで企画経営科生として課題研究や様々な発表をする傍ら、生徒会副会長として生徒や学校のために働いてきました。しかし今回は、はじめて学校という枠を跳び越えて、本気の大人の方達の前に立って本気の話を進めるという大きな経験をさせていただきました。度胸がついたと同時に、色々な分野の知識をたくさん知ることができ、視野を大きく広げることができたと思います。私は高校卒業後、就職をしますが、今回培った経験を生かして、職場でも頼られる人間になっていきたいです。」
...何事にも進んで挑戦を続けていけば、振り返ると予想をしていなかったほど大きな境涯に自分がたどり着いていると気付くものです。上羽さん、これからもさらなる挑戦を継続していってください。
(取材・文 安達卓能)