網野学舎
次こそは、今の自分を超えてゆけ
4月13日に京都すばる高校において全国高等学校ワープロ競技大会京都府予選(兼近畿地区高等学校ワープロ競技大会予選)が開催され、本校企画経営科3年生が団体競技の部で3位に入賞し、近畿大会への切符を手にしました。それぞれに近畿大会への意気込みを聞きました。
上羽柚夕さん(丹後中)
私は2年生だった昨年度も出場しましたが、その時にはなかなか力になれず、当時の先輩方には申し訳ない気持ちでいました。ここ数年、網野学舎は近畿大会に連続出場をしていたので、ここで途切れさせたくないとプレッシャーを感じながら大会に臨みました。当日はコンディションも調子も良く、思っていた以上の力を発揮することができました。結果発表で近畿出場の3位にはいり、さらに個人で「佳良賞」も頂くことができ、本当に嬉しかったです。近畿大会では全員が自己ベストを目標にして、悔いなく戦っていきます。
梅田恵来さん(弥栄中)
メンバーに選ばれてからは毎日時間を見つけてタイピングの練習をしました。私にとっては2回目の競技会でしたが、それでも本番前は緊張でいっぱいでした。しかしメンバーの一人がみんなの緊張をほぐしてくれ、自分のベストを出すだけだと気持ちを切り替えて臨みました。本番は周りのスピードに圧倒されながらも、何とかやりきることができました。団体で3位に入賞できてほっとしました。5月の近畿大会では、会場がどんな雰囲気であれ、緊張しても大丈夫だというほど練習を重ねて、自己ベストの更新を目指します。
荻野優陽さん(弥栄中)
私はタイピングに自信がありました。緊張しているメンバーに対しては場を和ませたり、リーダーとしてみんなに声を掛けたりと心遣いも見せる余裕がありました。しかし、試験も順調に終わってふと自分の答案を見返したとき、取り返しのつかないミスをしていることに気がつきました。終了後、みんなと顔を合わせたときには、自分が情けなく、責任を感じていたたまれない気持ちになりました。3位入賞と知ったときには本当に救われました。次の近畿大会が最後となるので、この失敗を絶対に取り返してみせます。
...全国大会出場は叶いませんでしたが、近畿大会出場も立派な結果。次こそは、今の自分を超えてゆけ!
(取材・文 安達卓能)