網野学舎

「バトン」は私達がしっかり引き継ぎます。

 6月2日(金)に令和5年度京都府高等学体操競技・新体操春季選手権大会が開催されました。男子個人戦で優勝した本校3年生の谷口央弥さん(網野中)に続き堂々の4位入賞を果たした2年生の今森さんと、女子個人戦で健闘し、高校最後の試合を終えた3年生の滝上さんと池田さんに今回インタビューをしました。ちなみに男子は個人戦と団体戦で6月の近畿高校選手権、7月の近畿ブロック大会に出場することが決定しました。

【男子個人戦総合4位・男子団体戦総合優勝】
今森 駿さん(2年2組・丹後中)
 入学すぐの部活動体験で男子の先輩方の演技を観て「かっこいい」と思い、未経験でしたが体操をやろうと決めて入部しました。技がはじめてできて仲間から「すごいね!」と声を掛けられた時が体操をやってて良かったと思う瞬間です。府大会は、個人戦では昨年以上の演技ができて、自分でも納得の得点でした。団体戦は、大会がはじめてとなる1年生も堂々としたいい演技ができたと思います。次は一箇月後の近畿ブロック大会に個人戦と団体戦の両方に出場します。チームはまだまだ伸びしろがあると思うので、一日一日の練習を大切にして、府大会のときよりも成長したいい演技ができるように頑張ります。

滝上 妃さん(3年2組・峰山中)
 体操は小学1年生から続けていたので、自然と網野学舎の体操部に入部すると決めていました。高校の3年間はなかなか伸びずに苦しい時期があり、やりたくないこともありましたが、いつも一緒に練習してくれる仲間がいてくれたおかげでこうして最後まで続けることができました。引退試合となった府大会は「絶対にこれだけは決めたい」という技を2種目それぞれで成功させることができ、私にとっての有終の美を飾ることができたと思います。みんなで助け合い支え合って、時には上手に息抜きをして最後まで何とか来ることができました。キャプテンとして、メンバーみんなに感謝したいです。

池田さやかさん(3年1組・網野中)
 小学生の時に観た網高体操部のお姉さん達の演技に憧れて私も入部しました。この3年間はメンバーと意見が衝突することもあったり、部活動に足が向かない日もありましたが、みんなで励まし合って最後まで続けることができました。高校最後の試合は私にとって初めての府大会でした。1種目目のボールでの失敗を切り替えて次のクラブは技を決めることができ、本当に楽しく最後の演技を終えることができました。メンバーはみんな仲が良く、辛い練習も楽しく乗り越えることができました。2年生の皆さん、新チームを引っ張ってこれからも仲の良い部を作っていってください。ありがとうございました。

...男子の戦いはまだまだ続きますが、この府大会は体操部にとって先輩からのバトンを後輩が引き継ぐ大会となりました。先輩の皆さん、今後も後輩の活躍を見守っていてください。
             

 (取材・文 安達卓能)

 
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