網野学舎

「忘れもの」を取り戻した球技大会

 6月7日(水)に開催された全校球技大会において、各種目で優勝したチームのキャプテンに話を聞きました。

ソフトボールの部 優勝 「マンチェ・ス・丹後シティ」(3年2組)
桑原京志朗さん(峰山中)
 試合では互いに大きな声で励ましを送りながら、一つ一つのプレーに全力を尽くして戦いを進めていきました。優勝の瞬間は、応援にきてくれた仲間と一緒にハイタッチを交わしたり、思いっきり声を出して喜び合ったりと、コロナ禍では考えられなかった久しぶりの感触をみんなで味わいました。この球技大会を機に、もうすぐ本格的に始まる進路決定に向けて、クラスで一丸となって頑張っていきます。

バレーボールの部 優勝 「ラプラス」(2年2組)
田中朱莉さん(網野中)
 私達は、試合中メンバーと声を掛けあってボールを落とさないようにと一人一人が必死でボールに食らいついていきました。ポイントを取る度にみんなで心の底から喜び合いました。きっと私達のチームがどのチームよりも盛り上がっていたのではないでしょうか。全校での球技大会はチームや学年を超えて互いに応援し合うことが出来ました。この球技大会で深めた仲の良さで、次の大きな行事である文化祭を大成功させたいです。

ドッジボールの部(男子) 優勝 「ルロイ」(3年1組)
畑中伯斗さん(丹後中)
 同じクラスの別チームには惜しくも負けてしまいましたが、リーグ1位で優勝決定戦へ進むことが出来ました。ドッジボールの決勝はすべての競技が終わり、残っていた全校生徒が見守る中で行われました。たくさんの声援に押されて優勝が決まったときは、大きな歓喜の渦が起きました。全校一斉の球技大会は初めての経験だったので良い思い出になりました。この熱い思いを文化祭、体育祭とつなげ、進路決定につなげていきたいです。

ドッジボールの部(女子) 優勝 「Love & piece」(3年2組)
野村未果さん(網野中)
 私達はポジションや作戦を練ったりと、勝利への執念を燃やして戦いを進めていきました。全競技の最後となった決勝も勝って、私達は完全優勝することが出来ました。コロナ禍では見られなかったみんなで喜び合う姿を見て、この3年生で球技大会が全校でようやく実施できて本当に良かったと思いました。より一層深まったクラスの絆や団結力を、最後の大きな行事である文化祭・体育祭に思う存分ぶつけていきたいです。

...声出し応援、ハイタッチ、そしてマスクなしのとびっきりの笑顔...。3年振りとなった全校球技大会は、生徒達にに「忘れたもの」をようやく取り戻させてくれたようです。
             

 (取材・文 安達卓能)


 
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