網野学舎

礎究めて夢掴め

 4月15日のワープロ競技会京都予選を勝ち上がり、来たる5月13日・14日に行われる近畿大会への出場が決定した企画経営科3年生の3名にインタビューをしました。

亀井萌さん(大宮中)
 メンバーに選ばれてからは予選に向けてひたすらタイピングの練習をしました。本番は緊張の中、集中して試験に臨むことができました。ミスもほとんどなく、終わってみれば過去最高の得点を出すことができ、達成感でいっぱいでした。団体で、そして個人の部で8位で名前が呼ばれたときはとても嬉しく、今まで頑張ってきて本当に良かったと思いました。次の近畿大会までに自分の力を最大限に引き出せるようにさらに特訓し、個人の目標であるトップ10に入れるよう頑張っていきたいです。企画経営科で学んだ知識や技術を生かし、将来は市民を守り、市民に信頼される立派な警察官になりたいです。

中垣俊介さん(網野中)
 メンバーに選ばれたものの自分が本当に務まるのか不安で自信もなかったので、私も家でタイピング練習に励みました。これまでこのような大会に出場した経験がなく緊張しましたが、本番では練習の時よりも少ないミスで多くの文字を打つことができ、終わった後はとてもいい感触でした。団体で近畿大会に出場できると決まって嬉しかった反面、個人ではもっと上位に食い込みたかったので少し悔しい気持ちでした。近畿大会では自己ベストを大きく上回ることができるように毎日練習を続けていきます。タイピング技術をさらに磨いて、将来は夢であるプログラマーになって活躍していきたいです。

安田和奏さん(丹後中)
 私のタイピングのスピードはそこまで速い方ではなかったので、他のメンバーに迷惑を掛けないようにととにかく自分の全力を尽くすことを心掛けました。私は昨年度もこの大会に出場しました。その時と同じように緊張しましたが、昨年を上回りたいと集中して臨んだ結果、昨年より100字も多く打つことができました。それでも終わった後はもっと打ちたかったと悔やみ、実力不足を痛感しました。近畿大会に出場できると知ってほっとしたと同時に、次はより速く、より正確に打てるように頑張りたいです。今後は商業検定1級などの資格をたくさん取って、商業の分野を広く深くさらに究めていきたいです。

...すべての礎となる「タイピング技術」をさらに究めて、その先にある自身の夢に向かって突き進んでいってください。


(取材・文 安達卓能)

 
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