網野学舎

挑め、2つの「最高峰」

 7月25日・27日に東京で開催される第38回全国高等学校簿記競技大会、及び 第69回全国高等学校ワープロ競技大会にダブルで出場する山中さんに話を聞きました。

山中莉彩さん(3年3組・丹後中)
 私は姉の影響もあり、中学生の頃には将来公務員になりたいと思うようになりました。勉強次第で資格もたくさん取れ、パソコン技術も上達できる丹後緑風高校企画経営科はまさに夢への近道だと思い入学を決めました。
 普段は学校から帰って一時間タイピングの練習をし、簿記の大会前は平行して毎日一回分の過去問を解いていきました。対策を研究する中で自分なりに作戦を練ってひたすら実践に取り組みました。もちろん勉強だけでなくプライベートの時間も大切にしています。
 簿記の京都大会本番は緊張の中、普段の練習通りとの思いで解答をしていきました。気がつくと、思ったより早く解けたのか時間が余り、その分いつもは時間の関係で手を付けないパターンの問題にも取りかかることが出来ました。表彰式で自己最高点で2位で名前が呼ばれたときには嬉しさよりも驚きの方が強かったです。
 この夏、ワープロと簿記の全国大会にそれぞれ出場してきます。これまで出した自己最高の結果をどちらも更新できるようさらに練習を重ねていきます。
 私は卒業後は警察事務の職に従事したいです。高校で学んだ知識やスキルを活かし、将来 事務という立場から市民の皆様を守り支えることができる大人になりたいです。

...これまで各種検定試験で数々の一級に合格してきた山中さんは、この夏2つの全国大会という最高峰に挑みます。経験値をさらに上げ、自身の夢に突き進んでください。

(取材・文 安達卓能)

 
Copyright (C) 京都府立丹後緑風高等学校 All Rights Reserved.