網野学舎
今年もやります!「自主学習時間平均110分以上プロジェクト」
「410」これは、何を示す数字か分かりますか。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、本校も臨時休業となっていましたが、本日からようやく平常授業を再開することになりました。臨時休業中は、これまでの学習スタイルとは異なり、家庭で学習課題に取り組むこととなりましたが、日々の時間割を組んで過ごせたでしょうか。一日当たり何時間自主学習に取り組みましたか。通常、教室で6限まで50分授業をした場合、300分学習していることになります。今回の家庭学習では平常時間割に近づけて、学習記録表を一日あたり1コマ50分×6コマ = 300分(5時間)が組めるフォームにしました。皆さんの中には、プリント課題以外に動画のオンライン授業を組み合わせたり、探究活動をしたりと学習内容を工夫することで学習時間が自然に増えた人もあったのではないでしょうか。臨時休業中だからこそできる学習課題もあったと思います。例えば、フウセンカズラの発芽率を調査し、オンライン授業で報告する「生物基礎」。その陰には毎日水やりをする皆さんの姿が浮かびます。(私が高校生ならワクワクするなぁと職員室で話をしていたら、担当の先生がフウセンカズラの種を分けてくださいました。)学校でも家庭でもワクワクする学習時間を持てるかどうかは、皆さんのモチベーション次第です。
さて、昨年度、本校では「自主学習時間平均110分以上プロジェクト」として、授業以外の自主学習時間について調査を行いました。3年生の中には、平日に600分(約10時間)近く自主学習に取り組んでいた人もいました。平均110分以上を達成したクラスもありました。1年生には新入生オリエンテーションでなぜ110分以上なのかについて説明しましたが、卒業生の進路状況を見ても希望進路の実現に向けて家庭学習時間が影響していると言えます。学校再開後も調査していきますので、継続して家庭学習にも励んでくれることを期待しています。
「410」・・・平常時間割6コマ300分 + 家庭学習110分 = 410分(一日当たりの学習時間目安)
5月25日
教務部長 廣瀬 雅美