学校生活

「人文探究」の授業で坂本達さんをお招きし、ご講演いただきました。

1月15日(月)5・6限の25組「人文探究」の授業で、昨年に引き続き(株)ミキハウスの坂本達さんをお招きし、「夢を叶えるために、今、自分にできること~自転車世界一周の経験を通じて~」と題してご講演いただきました。

坂本さんは前代未聞の4年3ヶ月の有給休暇(!)を与えられ、自転車世界一周を成し遂げた方です。有給休暇と言っても簡単に獲得した訳ではなく、勤務先の社長に3年以上無視され続けてもめげずにスポンサーを募る努力を重ね、やっと本気度が認められてから与えられたものだったそうです。

講演会では坂本さんより、小学校にうまく馴染めなかった時に生まれた「夢の始まり」から、自転車世界一周に至るまでの経緯、旅行中の様々なアクシデントや現地の人々との出会いと交流、そして帰国後の活動やご家族との新たな自転車世界一周のプロジェクトについて、とても興味深いお話しをいただきました。世界中で撮影された多くの素晴らしい写真を見ながら、講演を聞いた生徒達は、みんな熱心に聞き入っていました。

以下、生徒の感想文の一部です。

「夢を発言するというのは、難しいことでありますが、坂本さんは会社でも、周りの企業にも自分の夢を発信して、実現していてすごいなとおもいました。坂本さんの話を聞いて、夢というのは、言葉にしていかないと実現させることはできないんだなと思いました。自分の将来を考えられる貴重なお話をしていただきありがとございました。」

「坂本さんの夢を実現させるべく行ったことに驚嘆しました。自分も同様に夢を持っていて、人に何かを言われても実現させるために頑張りたいです。他にも家族だけでなく、会社全体までも動かせるような、夢のある人間、行動力のある人間に将来なりたいと思います。」

「今回の講演で自分に自信が持てました。今回の講演で一番印象に残っている言葉は、『考えすぎない』です。考えすぎたら、迷ってしまうので、思い切ってやることも大切だということが分かりました。」

 

生徒たちの会話を聞いているとよく聞こえてくるのが、「どうせ」という言葉です。この言葉は全ての可能性を無にしてしまう悪魔の言葉だと思います。やる前から諦めるのではなく、何事にも「経験」することがとても大切です。「経験」しないと自分がそのことについて、「好きなのか、嫌いなのか」も分からないし、「得意なのか、苦手なのか」も分かりません。やってみて自分に合っていないことならやめればいいし、合っていればさらに磨いていけば良し。何事でもやってみることが大事です!残りの高校生活でいろいろなことに挑戦してみてください!応援しています!

★ 講演の様子
Copyright (C) 京都府立洛水高等学校 All Rights Reserved.