学校紹介

校長あいさつ

本校は昭和53年に地域の方々の強い要望と大きな期待を担って設立された普通科単独の高等学校です。今年で創立47年目を迎えます。

 「自主・自律・挑戦」を校是とし、自ら学び、考え、行動できる人間の育成を目指しています。
 現代の若者が直面し、抱えざるを得ない社会的問題は数多く、今日こそ学校教育に求められる課題とその重要性は、保護者のみならず、国民全体の認識であると存じます。とりわけ、高等学校においては、卒業後の進路にかかわらず社会人としての在り方、生き方の基本を学ぶ最終段階であり、教育の締め括りの役割を果たすものです。
 本校では、洛水式キャリア教育の推進を柱として、生徒一人ひとりの全ての能力を最大限に伸ばします。生徒が何ごとにも努力を惜しまない充実した高校生活を送り、豊かな人間性を備えた人材となるよう、その育成に邁進しております。地元の保護者、地域の方々に信頼される高等学校として、本年度は次の7点を学校運営の重点としました。

1 危機管理の徹底

危機管理の徹底により、安心・安全な環境づくりと自他の生命を大切にし、健康で安全な生活を送ることができる意識・態度・実践的行動力を育成する。(自殺、いじめ、薬物乱用、教育活動中の事故、登下校時の交通事故等の防止)

2 人権教育の推進

多様性を尊重する人権教育を推進し、差別や偏見を許さない意識・態度・実践的行動力を育成する。

3 希望進路の実現に向けた基礎学力の定着

(1) 確かな学力を身に付けるため、少人数授業や習熟度授業、セカンドラーニング(1・2年生を対象とした放課後の学び直し)の充実など、個に応じた学習活動を効果的に展開し、一人ひとりの希望進路の実現を図る。

(2) ICTや外部人材、フィールドワーク等を効果的に活用した分かる授業、魅力ある授業づくりを推進し、「主体的・対話的で深い学び」の実現を図る。

(3)  生徒の現状を踏まえた各科目の指導計画や内容、評価、支援等について研究・実践を進める。

4 生徒支援の充実

(1) 支援が必要な生徒に対し、スクールカウンセラーやまなび・生活アドバイザー、関係機関等と連携し、生徒が抱える困難や課題に向き合い、生徒の成長と発達を組織的に支援する。

(2) 規範意識を高めるとともに、欠席・遅刻の減少等、基本的生活習慣の確立を目指した粘り強い支援を行う。

5 洛水式キャリア教育の推進

自己理解・他者理解を深めるとともに、社会的・職業的自立に向け必要な基盤となる能力を育成することを通してキャリア発達を促す。

6 特別活動、部活動の充実

特別活動、部活動を充実させ、生徒の自己有用感を高めるとともに、学校生活の充実や学校の活性化を図る。

7 広報活動の充実

広報活動を充実させ、地域や中学生及びその保護者等へ、 洛水高校の魅力を伝える。


最後になりましたが、生徒諸君が成長を実感できる学校であるために、全教職員が全力で教育を行いますので、皆様の御支援と御協力をいただきたく心よりお願いします。

 

京都府立洛水高等学校

校長 長谷川 博征

               

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