教育内容

1年生 主権者教育

本校1年生に主権者教育を実施しました。

18歳で成年年齢を迎える生徒に対して、本校地歴公民科 古園 雄基教諭から国民主権、税の使われ方、選挙の仕組みを学びました。

 国や社会の問題を自分の問題として捉え、自ら考え、自ら判断し、行動していく生徒になってほしいと願っています。

2年生防災学習の取り組み

 1月17日(火)に防災学習を実施しました。本校は水害の被害が想定される立地にあり、災害時に対応できる人材の育成、防災に務められる人材の育成を目指し防災学習に取り組んでいます。1学期には水害に関する学習を行い、研修旅行では東北地方の震災を学習しました。

そして本日、自衛隊の京都地方協力本部の方々を講師に招き、防災講話と衛生技術の実習を行いました。防災講話では、災害時に「共助」として行われる地域の活動が大きな支援を担っていることを知り、自分たちにできることをしっかりやらなければという自覚を持ち、講演を聴いていたように思います。また、実習では身近なものを使い骨折時の処置や搬送方法を学びました。

2年生インターンシップを実施しました

 洛水式キャリア教育の一環であるインターンシップを、11月7日(月)~11日(金)に実施しました。学校から離れ、社会人の方々に交じって行う活動は緊張したことと思います。その中で、自身にできることを探し、積極的に行動していた生徒もおり、多くの企業の方に褒めて頂きました。中にはインターンシップをきっかけに、将来の目標を決めた生徒やボランティア活動を始めた生徒もおります。実践的な職場体験活動を通じて、仕事の大変さを知り、自身の将来や社会貢献の意義などについて学び、考える機会になったことと思います。

2年生プロフェッショナルインタビューを実施しました。

洛水式キャリア教育の一環であるインターンシップを、6月21日(火)に実施しました。各講座に分かれ、8つの企業を訪問しました。大きなオフィスの中には、様々な機能を備えた場所がありました。その中で様々な役割を担う社員の方々が働かれており、一つの企業が成り立っていることを学びました。また、社会人としての態度や心構えなどもお話し頂きました。

 

協力企業一覧

株式会社京都環境保全公社・さすてな京都(京都市南部クリーンセンター環境学習施設)・株式会社京都製作所・株式会社MIRAI・ケイコン株式会社・株式会社Kist・京都トヨタ自動車株式会社 伏見店・京セラ株式会社



 

令和3京都府公立学校優秀教職員表彰に洛水式キャリア教育推進会議が団体表彰を受けました

 本校では、平成26年度からキャリア教育を中心に教育活動を進めています。職業観・勤労観の育成にとどまらず、自己の在り方・生き方に迫り人生観の育成を目指し、生涯の礎となる教育に取り組んでおり、その活動内容は、インターンシップや社会人講師による講話、防災学習や伏見学等多岐にわたります。

 中でも、生徒全員にプロフェッショナルインタビューや5日間のインターンシップを実施しており、この7年間で延べ473社の事業所に協力していただいております。また、防災学習として、関係機関と協働した取り組みを実施。伏見区役所と連携した地震や水害時での避難行動や伏見消防署と実施した救急救命講習・AED講習。東日本大震災の復興についての学習として、東北へ研修旅行を実施しました。また、地域探究活動として、地元(伏見)についての理解を深め、将来に向けて自己と地域との関わりについて考える取り組みを実施しています。

 これらの取組は、キャリア教育の優れた実践活動として評価をいただき、この度の受賞となりました。これも、保護者皆様の御理解、御協力、多くの企業、地域の方々に支えられてのことであることを実感しています。今後も、邁進して参ります。変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますことをお願い申し上げます。

2年総合的な探究の時間の授業において外部講師を招き、環境学習を行いました。

 11月16日(火) 2年生 総合的な探究の時間の授業において、講師に株式会社 京都環境保全公社の 鳴海信也 様を招き、産業廃棄物の処理についての授業を行いました。

発砲スチロールの再生の話では実際に再生の過程が分かるサンプルをお持ちいただき、生徒達は興味深く学習していました。

以下、感想の一部です。

 廃棄物を細かく区別してリサイクルされていることがよく分かりました。廃棄物を少しでも減らす努力が必要だと感じました。

 病院からの廃棄物や他の処理業者では処理できない廃棄物を処理する重要な処理場であることを知りました。

 焼却の排ガス処理や埋め立て場の地下水の検査など厳しい基準で環境のために処理されていることが分かりました。

 RPF燃料はリサイクルと省エネ活動を兼ねており、地球温暖化対策推進の意味からも重要なことだと思いました。

 発砲スチロールからインゴットへ、そして再生ペレットへリサイクルされる過程が実物を見ることでよく分かりました。

1年生インターンシップ全体発表会を実施しました

 洛水式キャリア教育の一環である1年生インターンシップの全体発表会を、1月19日(火)に実施しました。新型コロナウイルス感染防止対策とし、スタジオからZOOMによるリモートでの発表となりました。各クラスの代表者2名ずつ合計10名による発表でした。

 5日間(11月16日(月)~11月20日(金))のインターンシップで経験したこと、感じたことをそれぞれの角度から、まとめ発表してくれました。インターンシップでは、想像していたよりもはるかに多い仕事を、企業の方は短時間でこなされていたことに気づき、多くの物事に目や気を配り働かれている姿に驚いたようです。また、仕事のやりがいを感じ場面も多くあったようで、自身の適正とも照らし合わせ、職業選択について深く考えることができました。

 それぞれの生徒の体験や経験は小さいものかも知れませんが、全体で共有することで、他社の経験、気づきや思考など学ぶことができたかと思います。この経験が「生きる力」に繋がることを期待しています。

インターンシップ協力企業一覧(56社、順不同)

京都市向島南児童館、京都市納所城之内児童館、ピノキオ保育園、京都市南浜児童館、学校法人東寺学園 西京極幼稚園、社会福祉法人健老園 ももやま児童館、祥南保育園、エムケイ石油株式会社 久御山南営業所・best value station御室・best value station竹田・西四条営業所・上鳥羽営業所、長嶋屋株式会社、株式会社弘商会 宇治天然温泉 源氏の湯、株式会社ウチダ 喫茶エレガンス、京都スバル自動車株式会社、株式会社かすの自動車整備工場、京都ダイハツ販売株式会社、株式会社 甘春堂本舗、錦こんなもんじゃ、うね乃株式会社、株式会社 セイワ工業、アテック京都株式会社、田中精工株式会社、山田化学工業株式会社、株式会社セイコーカンキ、株式会社ONOplus、双和電機株式会社東洋濾過機(株)、京都生活協同組合、株式会社大垣書店 伏見店、アルペンアウトドアーズ京都宇治、洋服の青山 京都伏見店・京都東土川店・京都駅南店、有限会社Stella、株式会社ニューヨークニューヨーク 伏見桃山店・河原町オーパ店・河原町三条店・MOMOテラス六地蔵店・樟葉店、株式会社 カットツイン 桃山店・宇治店、宇治中央どうぶつクリニック、ひごペットフレンドリー 京都店、ダイワペット 京都店、めばえ動物病院、伏見消防署、京都府伏見警察署、陸上自衛隊 桂駐屯地、福山通運株式会社 京都南支店、伏見倉庫株式会、株式会社 玉井道路、株式会社 村井建設、株式会社 京都環境保全公社、坊幾 久乗

1年生インターンシップ実施しました①

 洛水式キャリア教育の一環であるインターンシップを、11月16日(月)~11月20日(金)に実施しました。実践的な職場体験活動を通じて、個々の生徒が職業や労働に関する理解を総合的に深め、将来の進路選択や個々のキャリアデザインにおける確かな手がかりを得ることや、社会情勢の変化に対応して能動的に人生を生きる力の礎を築くことを目的に行っています。生徒の感想を紹介します。「乳幼児と小学生の接し方の違いや、目線、言葉遣いなど気をつける点が多くあるということが知れました。」「体験を通して、自分に何が足りないのか、何ができるのかということが見つけられた。」「ずっと立ちっぱなしで疲れた。仕事をしている人はすごいと思った。」「仕事のやりがい・楽しさ・苦しさを少しでも知ることができ、心に残る体験になった。」

この5日間を通して、色々と肌で感じ、考えてくれたことと思います。2年生では、地元伏見の地理・歴史・文化・自然・企業などについてフィールドワークに行き、探究活動・課題解決学習の伏見学という学習を実施します。これらの活動が、将来社会人として生きていく力を養うきっかけになってくれればと考えています。

2年生伏見学フィールドワーク実施しました

 洛水式キャリア教育の一環である2年生伏見学フィールドワークを、10月27日(火)に実施しました。2年生では、地元伏見の地理・歴史・文化・自然・企業などについての探究活動・課題解決学習の伏見学を行っています。これらの活動が、将来社会人として生きていく力を養うきっかけになってくれればと考えています。

以下フィールドワーク先です。常念寺、黄桜 伏見藏、大阪ガス 横大路ガスタンク、京都教育大学・資料館(学びの森ミュージアム)、京都市市民防災センター、月桂冠大倉記念館、寺田屋など、さすてな京都(南部クリーンセンター第二工場)、下鳥羽収蔵庫、伏見稲荷大社、淀城跡・水垂収蔵庫、十石舟・三栖閘門(資料館)、御香宮神社

1年総合的な探究の時間「ビジネスマナー講座」

 1020日(火)京都IT会計法律専門学校の山本大祐様を講師に招き、ビジネスマナー講座を行いました。インターンシップを一月後に控え、マナーについての意味を学び、挨拶のポイントをお教え頂いた後に、実際に挨拶を行い指導いただきました


生徒の感想の一部です。

敬語や挨拶を学ぶことができ、インターンシップの不安が少しなくなりました。

自身から挨拶できる人は、視野が広く、周囲にも気を配れる人だとおっしゃっていたので、私のそうなれるよう意識したいと思いました。

ビジネスマナーを知っているかによって、社会に出たときに役立ち、周囲の人からも好印象を持ってもらえるので、基本的な事(挨拶や時間を守ること)はしっかり出来るようにしておこうと改めて思いました。

教育課程

アドバンストコース
フロンティアコース

地歴探究 京都市市民防災センターの巡検をおこないました

 9月18日(金)5・6時間目、2年生地歴コースの「地歴探究」の授業で、京都市市民防災センターの巡検をおこないました。

地震や風水害などの自然災害や火災に対して、さまざまな体験を通して、防災意識を高めました。

 今後は、この体験を踏まえて、ハザードマップ学習をおこない、マイ防災マップの作成を通じて、災害時の行動シミュレーションをおこなっていきます。

「地歴探究」「歴史探究」授業紹介

 洛水高校では、他校にない特色ある学校設定科目として、地理歴史科に「地歴探究」「歴史探究」が設置されています。

 洛水高校の地元の伏見区西部の伏見・横大路・淀・下鳥羽・羽束師などの地理・歴史を学びます。講義だけでなく、巡検をおこない、現地を訪ねることにより、座学で身につけた知識を深化させ、新たな発見を求めていきます。

 これまでに今年度は、「伏見名水巡り」「サステナ京都清掃工場見学」「富ノ森城址見学」「淀の幽霊伝説・埋蔵金伝説地めぐり」をおこないました。

 新型コロナウィルスの影響で、年度当初の計画より大幅に縮小・変更を余儀なくされましたが、こらからも、感染防止に留意しつつ、できるかぎり巡検を実施します。その都度、HPで紹介しますので、ご覧ください。

1年生の総合的な探究の授業で防災学習(水害編)を行いました。

 洛水高校の近くで起こりうる水害についてハザードマップなどを用い、避難ルートを確認すると共に、どのような備えが必要なのか、災害が起こったときにとるべき行動について、また、ボランティアへ参加する方法など班に分かれ、テーマごとに調べ学習を行いました。

そして、成果の発表を行いました。

1年 総合的な探究の時間 「プロフェッショナル講話」

 理容・美容の会社 株式会社カットツイン、介護福祉の会社、株式会社ライフケアビジョン、電気通信設備事業の会社、株式会社フューセスの3社の方々に講演に来ていただきました。社会人として仕事をすることの意味、仕事に対する姿勢、仕事のやりがい等の話をしていただきました。また、高校生として今やるべきことは何かなどアドバイスをいただきました。生徒個々が職業に対する理解を深めることの助けとなったことと思います。

2年 総合的な探究の時間 「伏見学」の様子

 学校から北東700mにある地元企業、大阪ガスの方に講演に来ていただきました。

大阪ガスの歴史、地球にやさしい天然ガスについて、また安全で快適な暮らしを届けるという仕事の使命や仕事についてのやりがいなど様々なお話をしていただきました。

1年総合的な探究の時間「消費者安全セミナー」

 京都府消費生活安全センターの木戸様を講師に招き、高校生が将来成人として消費生活を送る上で、必要な「商品の売買契約」「お金」「暮らしの安全」について講演いただきました。消費者トラブルにあわない、またあったときの対応についても学び、理解を深めることができました。


生徒の感想の一部です。

私は18歳から成人なので、自分で管理しなければならないことが増えます。利用契約をしっかり読むこと、確認を怠らないことを心がけなければならないと思いました。


消費者生活センターの存在を知った。また身近な消費者トラブルが多いことに驚いた。私たちが18歳になるときには成人年齢が上がるので自覚を持ちたい。

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