8月1日(金)、Links同好会のメンバーが滋賀県守山市にある「ラトナファーム」さんのさつまいも畑で、つる上げ作業のお手伝いをさせていただきました。
つる上げとは、伸びたさつまいものつるをマルチの上に返すことで、芋が健やかに育つようにする大切な作業です。
例年は、このあとにつるを刈る作業まで行いますが、この日は気温が40℃近くまで上昇したため、安全を考慮し、午前中につる上げのみを行いました。
強い日差しの中でしたが、生徒たちは熱中症に十分気を付けながら、最後まで協力して作業に取り組みました。
ラトナファームさんでは、昨年度に続き、今年もこのような貴重な体験の場をいただいています。秋には美味しいさつまいもがたくさん収穫できることを願っています。
また、この暑さと強い日差しの中で、農作物が枯れたり変形したりする原因の一つとして、畑や田んぼが次々と住宅地に変わっていることもお話しいただきました。
家や道路が増えると、地面がコンクリートなどでおおわれて熱がたまりやすくなり、その影響で周囲の農地もどんどん暑くなってしまうそうです。
農地は作物を育てるだけでなく、地域の暑さをやわらげる大切な役割もあります。こうしたことを通して、農業と私たちの暮らしのつながり、そしてこれからの社会の課題について学ぶことができました。
畑でのお手伝いのあとは近くの琵琶湖に立ち寄り、足だけ湖につかってひと休みしました。生徒たちは水の冷たさを楽しみながら、リフレッシュした様子でとても楽しそうでした。
今井さんをはじめ、農家の皆さま、本当にありがとうございました。