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1月9日に、令和5年度の3学期始業式が体育館で行われました。
校歌斉唱の後には、校長先生と生徒指導部長からお話がありました。

遠山校長式辞
「年末年始は、比較的穏やかな気候で良い新年が迎えられたと思ったのも束の間、1日に能登半島地震とそれに伴う津波が発生しました。昨日時点で160名を超える方々が亡くなられました。亡くなられた方々に対し心からお悔やみ申し上げるとともに、被災され、なかなか支援の届かない多くの方々の一刻も早い暮らしの回復をお祈りしたいと思います。
明治から昭和にかけて活躍した寺田寅彦博士が『天災は忘れた頃にやってくる』と言いましたが日本の地震は活動期に入ったと言われ、忘れる間もなく地震が起こっています。また、地球温暖化の影響により気象災害も毎年のように起こっています。災害はいつどこで起こるか分かりません。
話は変わりますが、2学期の終業式で短期思考ではなく長期思考が大切であり、目先の利益にとらわれることなく、将来の子孫からよき祖先グッドアンセスターと呼ばれるようにするべきだという話をしました。社会と同じように学校も一つの世界だと考えると祖先と子孫ではないですが、高校生も教職員もそれぞれつながっていきます。今年向陽高校は創立50周年を迎え、秋には50年前に向陽高校に入学した先輩から現役生までが集まる記念行事も予定されています。皆さんも向陽高校の未来の後輩達によい先輩と呼んでもらえるよう向陽高校の将来についても考えてもらいたいと思います。
3学期は短いです。短い中でも3年生は卒業に向けて、1,2年生は進級に向けて日々精一杯過ごしてくれることを願っています。」

柏原生徒指導部長からは「学校の安全」について、過去に起きた学校での事件・事故の具体例を挙げて話がありました。その中で、「教員が日頃から災害や事故を想定することは大切であるが、普段の学校生活において、挨拶をしっかりする・時間を守る・規律を守るといったことが、有事の際に皆さんの命を守ることに繋がることを理解するように」と話されていました。

始業式の後には、続いて伝達表彰が行われました。

内容は以下の通りです。
■写真部
柳谷観音「紫陽花フォトコンテスト」:特選 香山里姫

■テニス部
第21回近畿公立高等学校テニス大会(男子団体) 第3位

上記の結果により令和6年2月12日に開催される第1回西日本公立高等学校テニス大会に出場が決定しています。


令和5年度の第2学期始業式が放送にて行われました。

遠山校長式辞

「夏休みと2学期は一続きだが、節目を上手く作ってメリハリのある生活を心掛けて欲しい。2学期の最初は向陽祭の季節である。また、この3年間はコロナ禍であったが今年度からは文化祭や体育祭共に、全力を出し切って臨める状況が戻ってきた。今まで先輩達が築き、育んできた「向陽魂」を継承しながらも今までにない様々なことに挑戦し、新たな歴史と伝統を創造して欲しい。また、各クラスや部活動で創意工夫を重ねながら、仲間と共に全力を出し友人との絆を深めより良い集団づくりにつなげて欲しい。

3年生は高校生活の集大成となる卒業に向かっていく2学期である。卒業や進路の実現は人生のゴールではなく、その後の長い人生のスタートであることを意識しながら卒業までの半年間を過ごして欲しい。

2年生は高校生の折り返し地点であり、学習だけでなく行事についても部活動においても腰を落ち着けて取り組める充実した時期である。

1年生は新入生から真の高校生への転換の時期である。義務教育かそうではないかが中学生と高校生の大きな違いになる。それは生き方を自分で決める自由度とそれに伴う責任が大きくなったとも言える。自分や自分の周りの人、世の中の人が幸せに過ごすためには自分自身が何を学び、何を身につければ良いのか、周りの人の話を聞いて自らの頭でしっかり考えていってもらいたい。」

勝田進路指導部長 訓話

「考える向陽高校生」を育てたいということでハーバード大学の壁に書かれているというメッセージをクイズ形式で話されました。

1.「今居眠りをすれば、あなたは夢を見るだろう。今学習すれば、あなたの夢は叶うだろう」

どのメッセージも学校生活だけでなく、これからの社会で生きていくに当たっても大切なメッセージとなっていました。


始業式の後は、伝達表彰が行われました。

内容は以下の通りです。

<伝達表彰>

■合唱部

第90回 NHK学校音楽コンクール 京都府大会 高等学校A部門 銀賞

令和5年度 京都府合唱コンクール 高等学校の部 銅賞



 本日、本校体育館にて1学期始業式と着任式を執り行いました。
 遠山校長からは、「向陽高校は来年創立50周年を迎える。新たな伝統を築いていってほしい。特に、声を出して挨拶する伝統をを大切にしてほしい。本校の特長の一つとして、生徒がしっかり挨拶できることが挙げられる。挨拶は人と人とのコミュニケーションの基本であり、社会人としての基本である。そして、他者とつながり、自分自身がよりよく生きていってほしい」という話がありました。

教育推進部長からは、「進級して一段高いところに上がったことを自覚し、より先を、より周りを、見ることができるようにすること、そして、その土台を築いたり広げたりすることを頑張ってほしい」という話がありました。
また、「新しい環境にすぐになじめないことがあるかもしれないが、積極的に挨拶をしたり、人の気持ちに寄り添ったりしながらお互いに感謝し合えるような雰囲気を作っていってほしい」という話がありました。

また、各部長の紹介、新しく向陽高校に赴任した教員の紹介、新2年生と新3年生の担任団の紹介が行われました。

新たな気持ちで今年度がんばっていきましょう。

新型コロナウイルス感染症の拡大が心配されるなか、無事に3学期始業式が執り行われました。始業式では、校長先生と生徒指導部から以下の内容の話しをしました。

 

「校長」

 新たな変異株が登場するなどコロナの状況は落ち着いていない状況ではあるが、本校では大きな感染拡大もなく3学期の始業式を迎えることができた。引き続き、感染拡大防止に努めてほしい。特に3年生は残り少ない学校生活に悔いなく過ごせるように全力を尽くしてほしい。1、2年生は、希望進路の実現に向けて本格的な準備に取り掛かってほしい。

 さて、成人年齢が18歳に引き下げられて初めての成人式が先日行われた。今後も20歳を対象として行われるであろうが、法律上では18歳は成人であり、皆さんには社会の一員として自立した行動や、世の中の人々の幸せに貢献することが期待されている。ただし、現代社会は予測が困難で、今までの考え方や経験が通用しない社会である。大河ドラマ「どうする家康」の放送が始まったが、舞台となる時代は同じように乱世であり、家康が常に判断を迫られながら時代を切り拓いていく様子が描かれている。家康のように、予測困難な時代でおいても現状分析にしっかり取り組み、未来を切り拓いていく主体的な行動を心掛けてほしい。兎のように飛躍できる年になるように祈っております。

 

「生徒指導部」

 コロナの感染が拡大するなか3学期が始まりました。引き続き感染対策を心掛けてください。

 さて、12年振りに生徒指導提要が改訂されました。「生徒指導提要」とは、文部科学省が、生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等について学校・教職員向けの基本書として作成したものです。大きな変更点としては、「いじめの未然防止」「校則」です。生徒指導について生徒・PTA全体で議論していきたいと思います。