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 京都府立向陽高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

「休眠打破」
 花の芽が眠りから覚めて春に向けて成長するためには「冬の寒さ」が必要です。3年余りのコロナ禍を経験した生徒たちは、自らの成長を渇望し、時には真剣な眼差しで学びに向かい、時には仲間たちと明るく元気に笑いあう、そのような生徒の姿が校舎や校庭にあふれています。

 本校は、長岡京跡の歴史的環境に恵まれた向日市に位置する普通科単独校で、発展的学習で大学進学を目指す文理コース、一人ひとりの多様な進路実現を目指す文コースを設置しています。多くの生徒が大学や専門学校など自身の進路希望を実現し、1万5千名を数える卒業生が全国各地で活躍されています。

 学習面では、地域の歴史や伝統文化に目を向けた探究的な学習に力を入れており、特に令和4年度からは地元向日市とも連携し、「Third Place, MUKO プログラム ~竹の都・向日市を第三の場所に~」をテーマに、まちの活性化に繋がる施策を提案するなど地域と密接に連携した探究活動を進めています。令和4年度からこの活動が三菱みらい育成財団の助成事業に採択され支援をいただいています。
 三菱みらい育成財団ホームページ https://www.mmfe.or.jp

 また、部活動が盛んで、多くの部が全国大会や近畿大会等への出場を果たし、3つの競技で4人の全国優勝者も輩出しています。近年も自転車競技部や体操競技部、陸上競技部、合唱部など多く生徒たちが近畿大会や全国大会に出場し活躍しています。

 ボランティア活動においても、地域の小学生の下校状況を見守る「見守り隊」や、高校生が小学生の学習を支援する「学習ボランティア」等、積極的に取り組んできました。

 さらに、大学との連携においては、従来から関西大学パイロット校として連携教育に取り組むとともに、地元京都の多くの大学とも連携しながら、京都、日本さらには世界に羽ばたいていけるような人材を育成できるよう日々の教育に取り組んでいます。

♪ 目をみはり なおみはり みつめえぬものに向かって
♪ 問いかけて なお問うて こたええぬもの深みを

 谷川俊太郎作詞、間宮芳生作曲による本校の校歌の一節です。
 半世紀前の創立当時に作られたこの校歌は、現在でも色褪せることなく、将来を見通すことが難しいこれからの世の中を力強く生き抜く若者の姿を表現しているようです。

 ホームページからも視聴できますので、お聞きいただければ幸いです。
 本校校歌 https://www.kyoto-be.ne.jp/kouyou-hs/mt/school/song/

 本校は今年度創立50周年を迎えます。
 10月26日には長岡京記念文化会館や本校を会場に卒業生や在校生が集い、記念式典やオペラ鑑賞会、部活動発表会やホームカミングイベントなどの記念行事を予定しています。

 本校では、未来の自分を見つけ、それを実現するために自ら考え行動できる生徒を育成することを目指し、生徒たちが「企画力・提案力」、「他者とつながる力」、「自らやり抜く力」を身につけられるよう授業や探究活動、部活動や学校行事など、様々な教育活動を進めています。
 是非、本校ホームページや公式Xからその様子をご覧ください。
 本校ホームページ https://www.kyoto-be.ne.jp/kouyou-hs/mt/
 公式X(旧ツイッター)https://twitter.com/kouyou_hs

 今年度も、教職員が一つになって教育課題に挑戦していく所存ですので、本校教育に対する御理解と御協力をよろしくお願いします。

                                        令和6年4月1日  
                                        京都府立向陽高等学校 
                                        校 長  遠山 秀史