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 10月14日(水)の3,4限の3年生音楽の授業で、講師に吉永安正先生と吉永英子先生を迎えて、日本の伝統芸術の三線の実習を実施しました。

 休校などの影響で、ここまでの授業が計画通りに進まず、事前実習ができていない状況でしたが、初めに古典音楽の「中作田(ちゅうちゅくてん)」と、沖縄民謡の「娘ジントヨー」を演奏していただき、初めて触る楽器を構え方から教わって「てぃんさぐぬ花」を弾けるようになりました。
 三線の楽譜は「工工四」という漢字で勘所(かんどころ)が示されていて、3本の開放弦の「合(あい)ド」「四(しー)ファ」「工(こう)ド」などを覚えていくことで、弦を見ずに演奏します。
 また、弾き語りが基本なので、しっかり発声できる姿勢を保つことと、同時に勘所がずれないように正しく三線を構えることが大切です。
 音楽Ⅲ選択生徒の5名は、1年生の音楽の授業でギターのメロディーを弾き、指で音(フレット)を覚えるということに少し慣れていたので、何度も繰り返すうちに楽譜を見ながら弾けるようになってきました。また、ギターのアポヤンド奏法も、三線の撥の弾き方に応用できていた様子でした。
 次週は、歌を歌いながら弾けるように進めていきます。