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 9月23日(水)、30日(水)の3,4限の3年生音楽の授業で、講師に長谷川有貴先生を迎えて、日本の伝統芸術の箏の実習を実施しました。

 本校では、3年生音楽選択生徒等を対象に、日本の古典音楽についての理解を深め古典への関心を高める目的で、日本の伝統音楽において代表的な楽器である箏や三線の実習を行っています。
 それぞれ楽譜の読み方や基本的な演奏法について学習し、講師の先生に実演していただき、生徒も演奏を体験します。
 例年は一学期に箏の授業を行っていますが、今年は5月が休校となり、この9月から始めました。
 また、今年は長谷川有貴先生を講師に迎え、初めての実習となりました。
 23日は「春の海」、30日は「六段の調べ」を独奏していただき、様々な奏法で見事に演奏される様子を間近に鑑賞することができました。
 また、奏法の違いによる音色にも気づくことができ、30日にはすべての生徒が良い音色で演奏することができていました。
 今年度の選択者は5名と少ないのですが、みな音感も良く、事前学習からとても熱心に4週間箏に取り組み、
「さくらさくら」「江戸の子守唄」「嬉しい雛祭り」の3曲を次々に弾けるようになり、先生に合奏していただいて独奏発表もできました。
 さらに、箏のメロディー創作にも取り組み、それぞれ工夫を凝らした曲を作って独奏しました。
 写真は独奏発表の様子です。
 10月は沖縄の三線(さんしん)、11月はヴァイオリンにも取り組む予定です。
 今年度から導入したヴァイオリンの実習は、全学年の音楽の授業で予定しています。