本校の1年生の普通科文理コースの生徒は「総合的な探究の時間」として、教科横断的な探究活動に取り組んでいます。
この活動を通して、課題に取り組み、情報の収集や整理、分析を進める能力を養います。
今回はその様子を掲載していきたいと思います。

活動内容の1つとして、「カイワレダイコンの発育」に取り組んでいます。
これは4人1組でグループをつくり、カイワレダイコンを育てるのですが、グループごとに与える栄養水の濃度を変える、というものです。
実際に種まきをしてから1週間経過した後の写真が以下の通りです。

左から右にいくに連れて与えた栄養水の濃度は濃くなっています。右端の方を見ると、あまりに濃すぎても発育が上手くいかないことが分かります。
生徒は自分達のグループのカイワレダイコンの茎の長さや、重さなどを測定します。

この測定値から、自分達のグループの平均値を割り出し、1つのデータとします。

予備実験の結果を踏まえ、本実験では全グループのデータをもとに、最も発育が進むと期待できる栄養水の濃度をグループ内で予想し、改めてカイワレダイコンを育てます。
現在は予備実験を終えたところです。データをもとに生徒たちがどのような濃度を選択するか、その結果はどのようになるかが今から楽しみです。

 

3年生球技大会!

9月30日(水)に3年生の球技大会を開催しました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大により、体育祭の実施を断念せざるをえず、その代替として学年ごとに実施日を分散させるという対策のもと、球技大会を実施することになりました。
天候にも恵まれ、生徒たちは非常に楽しそうに試合に臨んでいました。

↑ソフトボールの様子です
↑ドッジボールの様子です
↑バレーボールの様子です
 

第1回学校説明会

9月26日(土)、27日(日)の2日間、本校にて第1回学校説明会を実施しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、両日とも午前・午後の2回に分け、計4回での分散開催としましたが、合計1,300名以上の生徒・保護者の方々に御参加いただきました。
校内見学や個別相談会も説明会終了後に実施し、アンケートの回答でも好評をいただき、多くの方々に桂高校についてより良く理解していただくことができました。

なお。第2回学校説明会は11月14日(土)に開催いたします。普通科については、今回の第1回と同一内容となります。 

 

2020918日(木)~20日(日)にかけて大阪ヤンマーフィールド長居にて開催された第53回近畿高等学校ユース陸上競技対校選手権大会に於いて、本校1年生川北恭輝君(山科中出身)が男子走り高跳びにおいて1位と同じ192cmを記録しました。試技数差により2位となりましたが、見事に入賞を果たしてくれました。今後の活躍が大いに期待されます。

 

桂高校文化祭!-1

9月9日(水)~9月11日(金)の3日間にわたり本校にて第72回文化祭を開催しました。
今年度は「桂時間~笑顔の花咲く文化祭~」をスローガンに掲げ、新型コロナウイルス感染拡大によりさまざまな制約を受けながらも、クラス・部活内で協力し合い準備を進め、当日は生徒たちのたくさんの笑顔が花咲きました。

今回はそんな文化祭の様子を以下の写真で少しでも感じていただけたらと思います。
※なお、今回は新型コロナウイルス感染症拡大対策のため、体育館のパフォーマンス等に入場制限を設けつつ、特別教室でもライブ配信するといった取り組みを行いました。

↑1年生のパフォーマンスの様子です。初々しい姿で一生懸命ダンスを披露してくれました。

 

桂高校文化祭!-2

↑2年生のパフォーマンスの様子です。ダンスのレベルもさることながら、衣装へのこだわりも表れていました。 

 

桂高校文化祭!-3

↑3年生のパフォーマンスの様子です。歌詞をプロジェクターに映したり、大道具にこだわりが見えたりなど、最上回生らしい完成度でした。

 

桂高校文化祭!-4

↑教室展示の様子です。今年は様々なお祭りが中止になった分、クラスで盛り上がるお祭りをつくろう!という気持ちが表れた展示が多かったです。

↑各クラスの宣伝用立て看板の写真です。クラスごとにデザインの工夫が施されており、どれも目を引く作品でした。

↑書道部のパフォーマンスの様子です。息ぴったりに筆を進め、作品が仕上がっていく様子は圧巻でした。

 

桂高校文化祭!-5

↑フォークソング部のライブの様子です。弾き語りではしっとりとした空気が流れ、バンドでは大いに盛り上がりました。

↑茶道部によるお点前の様子です。厳かな空間の中で披露される華麗なお点前はとても素敵でした。

↑吹奏楽部による公演の様子です。調和の取れた美しい音色に魅了されました。

↑サイエンス部による体験・展示の様子です。せっけん作りでは部員によるレクチャーの元、個性豊かなせっけんを作ることができました。

↑美術部による展示と華道部による展示の様子です。芸術性の高さに、時間を忘れて見とれました。

 

桂高校文化祭!-6

↑左上から順にクリエイト部、将棋部、情報科学部による展示です。趣向を凝らした作品に部員たちのこだわりが感じられました。

今回の文化祭は生徒たちにとっても忘れられないものになったことと思います。
文化祭が終わり、今は気持ちを切り替え日々の学校生活を送っています。この切り替えがきっちりできる点も桂高校生の長所です。
また、次回の更新を楽しみにお待ちください。

 

第1回部活動見学

8月18日(火)に本校にて第1回部活動見学を実施しました。

新型コロナウイルス感染症対策として今回は体験会ではなく見学会となりましたが、300人以上の参加があり、本校の部活動の様子を多くの中学生に知ってもらうことができました。


次回は10月3日(土)に部活動「体験」を予定しています。
中学生の皆さんはどうぞ奮って御参加ください。
※今後の新型コロナウイルス感染状況次第では変更となる可能性があります。
 本校ウェブサイトにて御確認ください。

 

先日7月31日(金)に本校放送部が西京警察署から感謝状の贈呈を受けました。

本校放送部は、西京警察署の依頼を受け、交通安全アナウンスを録音し、それがパトロールカーや商業施設で放送されました。
この協力に感謝する意味で、この度感謝状の贈呈を受けました。

↑西京警察署 萩原 寛 署長から感謝状の贈呈を受けました

↑部員1人1人には記念品も贈呈されました

今回の放送は、警察から依頼のあった内容でしたが、今後は放送部にてアナウンスの内容を検討して進めていきたいとのことです!
放送部の今後のますますの活躍に期待したいと思います。

 

3年生対象大学説明会

 7月1日(水)・3日(金)・6日(月)の放課後、3年生対象大学説明会(京都産業大学・龍谷大学・関西大学)を行いました。

各大学から担当の方に来ていただき、学部・学科の説明のほか、入試方式・入試問題についても解説していただきました。今後の受験対策に役立てて欲しいと思います。

京都産業大学
龍谷大学
関西大学
 

学校再開

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、長らく休校期間に入っておりましたが、6月に入りようやく学校活動が再開されました。
 段階的再開ということで、まだまだ従来どおりとはいきませんが、それでも久々に友だちと会い、授業や部活動ができることに、生徒の楽しそうな様子がうかがえます。
 教職員一同も学校生活を当たり前のものと思わず、これまで以上に日々を大切にする気持ちで、感染予防に努めながら親身に生徒と関わっていきたいと思います。

 

令和2年度入学式

 4月9日(木)に入学式が行われ、専門学科61名、普通科280名の新入生が、桂高校での新しい生活をスタートしました。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、保護者の皆様の出席を御遠慮いただいた形での挙行となりました。
 入学許可の後、新入生代表の宣誓があり、高校生活に全力で取り組むことを誓いました。

 入学にあたり、角井校長先生からは、高校生活を過ごす上での心がけとして「思いやる心」と「夢は必ず叶う」ということについてお話がありました。
 次いで、第1学年担任団の紹介と各分掌部長の紹介がありました。チーム桂の新たな一員を、教職員一同全力でサポートさせていただきます。

 また、午後からは新入生オリエンテーションが行われ、これから学校生活を送る上で知っておかなければいけないことについて、各分掌の先生よりお話がありました。自由のなかにも自覚と責任をもち、自ら考え主体的に日々を過ごすようにしましょう。

 

卒業式

2月28日(金)、第71回卒業証書授与式が行われました。
 3年間、勉強に、部活動に、学校行事に全力で取り組み、大きく成長した皆さんを心から祝福します。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、送辞を読んだ代表生徒以外の在校生は出席しませんでした。以下に答辞を全文掲載しておきます。



答辞

 今年は今までにない暖冬で、校庭の木々の新しい芽もふくらみ始め、春の匂いが感じられるようになってきました。
 本日は私たちのためにこのような素晴らしい式を挙行していただき、ありがとうございます。また、ご多忙の中、ご出席くださいましたご来賓の皆様、先生方、保護者の皆様、在校生の皆さん、卒業生一同、心から御礼申し上げます。

 中学校の友達と桂高校の門をくぐり、合格発表を待っていた3年前。合格できる自信がなく、不安で息が詰まりそうになっていましたが、窓に貼られた紙に自分の番号を見つけた瞬間、友達と肩を叩き合いながら喜んだことを今でも鮮明に思い出します。
 そして満開の桜の下、真新しい制服を身にまとい、少し大人になれたような気がした喜びと、友人ができるだろうかという不安でいっぱいの中、入学式を迎えました。
 広すぎる校舎や、八時四十分にいきなり始まる授業に焦ったり、最初は同じ中学の友達としか話せず教室が静まり返っていたことが懐かしいです。しかし日が進むにつれ、お互いのことが分かっていき、教室も次第に賑やかになっていきました。
 過ぎ去った桂高校での日々が短く感じられるのは、毎日の学校生活がそれだけ充実していた証だと思います。今、振り返ると、本当にいろいろな日々が思い出されます。

 高校生活最大のイベントは北海道の研修旅行でした。バスの座席や札幌研修の行き先を決める時からワクワクしていて、当日は、いつもは見ることのできないたくさんの雪にテンションが上がり、いつもならどうでもいいようなことでも笑い、本当にどの日のどの時間も楽しかったです。スキーでは、一面白銀の世界に我先にと飛び出し、転んでぶつかるたびに笑い合い、雪山の美しさに息を飲みました。一日目は自分のことで精いっぱいだったけれど、二日目には互いに声を掛け合い、助け合ったり、できない人のために何をすればいいか考えることができました。夜遅くまで語り合い、翌日のバスで居眠りしたこと、札幌で食べた海鮮丼、自撮りが盛れたゲレンデマジック、すべてがキラキラと輝く思い出です。たくさん写真を撮ったはずなのに、記憶の中の景色のほうがずっときれいに思い出せます。

 3年生になり、すべてのことに「最後の」という言葉がつくようになりました。
 最後の文化祭では、キャストや監督を中心に、裏方のみんなまで一つになり、意見を出し合い、劇を作り上げることに打ち込みました。時には意見が合わず衝突し、前に立ってみんなをまとめることや、クラスが一つになることの難しさを感じました。それでも、この演劇を成功させようという思いを持ち合った仲間だったからこそ乗り越えられたのだと思います。本番前に全員で組んだ円陣、舞台裏での活気づいた様子、舞台に立った時の心地よい緊張感。これらすべてが私たちの心に残り、今も輝き続けています。目標に向かって積み重ねてきたことが実を結び、そこから得られた達成感は、その後の勉強や日々の生活にも生かすことができました。また思いが強くなるほどに、規模が大きくなるほどに一致点を見つけることは難しくなりますが、人と人は強い絆でつながることができる。そんな人間の可能性のようなものを、身をもって感じられた最後の文化祭でした。

 そして高校生活最後の行事、体育祭。1・2年生の時は、普通に走ることしかできなかったけれど、3年生になって体育祭を盛り上げられないかと考えて、怒られることを覚悟して、被り物や全身タイツを着て走りました。少しは見ている人を楽しませられたでしょうか。完走後も怒ることなく一緒に笑ってくださった先生方を見て、さすが桂高校の先生方だと思いました。競技にも全力で取り組み、一位でも、最下位でも、どのクラスも「よくがんばった!」と声を掛け合い、笑い声を秋の空に響かせ、高校生活最後の行事を終えました。

 高校生活で大切な思い出となっているのは、部活動です。仲間とたくさんの時間を共に過ごしました。時にはライバルとなってぶつかり、仲間さえも踏み台にしなければならない時がありました。それがとても辛く、胸が痛かったのを覚えています。しかし立ち止まってしまいそうな時、自分の実力に悔しくてやるせない時、いつも仲間が私を支えてくれました。私は残念ながら、途中で「しんどい」という理由から部活動を辞めてしまいましたが、最後まで続けていれば、きっともっといい経験ができただろうととても後悔しています。しかしこの経験から学んだ、諦めてしまうことの悔しさは、私の糧となり、今後必ず役に立ってくれると思っています。

 大きな行事はもちろん、チャイムの鳴るギリギリまで廊下で友達とはしゃいだり、昼休みに食堂でポテトを買って食べたり、休み時間に友達と交わした他愛のない会話、すべてが今ではいい思い出です。

 ただ、私たちの楽しかった高校生活の中で反省点を挙げるとするならば、日々の授業を本当の意味で大切にできなかったことです。あの時もっと一生懸命に勉強しておけば、という思いもあります。その反省は、これから歩む人生の中で生かしていかねばならないと思っています。

 三年前、初めて袖を通した実習服。真新しい緑色のポロシャツは、普通科の窓から覗く視線を感じてとても恥ずかしく、廊下を歩くときはいつも小走りになりました。鮮やかだった緑色も洗濯と日焼けで今ではすっかりと色褪せ、思わず三年間の月日を思い返させます。つい欲張って、売り物にならないたくさんの野菜を新聞紙で包み、「先生、また明日」と告げる日々はもう終わりました。
専門学科の生徒は、実習授業を通して沢山のことを勉強します。花や野菜の管理方法を学び生産者の立場に立つことで食の重要性を感じ、ひとつひとつの小さく地味な努力の積み重ねが実ったときの達成感は計り知れません。日が暮れ足の裏が悲鳴を上げるまで歩き回った振り売りは、生産者である私たちと地域の方を繋ぐ大切なコミュニケーションの時間でした。時には胸を刺すような厳しい声を受け、また時には優しく力強い励ましの声をいただきました。私たちが真夏のハウスの中で何時間も汗を流し、真冬の風が吹き付ける中で手を赤く染めながらポットを洗い続けてこられたのも、地域の方が私たちを待ってくれていると知っていたからです。また、そんな実習授業の中で仲間と共に流した汗は、私たちの一生の財産となりました。
 桂高校独自の課題研究プログラムであり伝統であるTAFS。初めは関わりづらかった先輩とも学年の壁を超えて親交を深め、私たちも桂高校の伝統の一部となりました。研究発表の本番が近くなると、夜遅くまで学校に残り、眠い目を擦りながら準備に奮闘することもありました。そうした努力の先で掴み取った成績には、結果以上に私たちに大切なものを教えてくれました。

 この三年という時間は、私たちに勉強だけでは決して学び得ることのできない、たくさんの思い出をくれました。この思い出が、この桂高校で育むことができた友情が、この先、手に入れることのできない、かけがえのない宝物です。

 桂高校での楽しく充実した生活は、先生方への御恩抜きには語れません。多くの時間を共にした先生方には、その分迷惑をかけましたが、どんな時も私たちを見捨てず、真摯に向き合ってくださいました。私たちが道を外れそうになった時には厳しく指導し、たくさんの時間を割いて私たちの将来に向き合ってくれました。その頃の私たちは訳もなく先生たちに反抗し、生意気な態度をとることもありました。ですが、そんな私たちを何度も何度も手を引き導いてくださり、いかなる時でも私たちを信じ、応援してくださった先生方の下で3年間を過ごすことができて、感謝の気持ちでいっぱいです。

 また、今の自分があるのは、なによりも家族の支えがあったからです。今まで十八年間、たくさんの愛情で包み込んでくれました。一番身近な存在だったからこそ、酷い言葉をぶつけたり、思春期という成長過程で素直になれず、私たちを想ってかけてくれた言葉もなかなか受け入れることができませんでした。それでも、毎朝お弁当を用意して見送ってくれました。汗まみれの練習着や泥まみれの実習服も、きれいに洗ってくれました。帰りが遅くなる私たちを待っていてくれて、「おかえり」という言葉をかけてくれました。数多くの我儘を口にし、それでも感謝の言葉ひとつも言えない日々が続いても、変わらず見守って応援してくれたこと、すべてを受け入れてくれたこと。どんな言葉で感謝の気持ちを伝えればいいのか、この思いを形容する言葉が見つかりません。家族が与えてくれる優しさのおかげで、私たちは安心して、今までもこれからも自分の空を目一杯羽ばたくことができます。十八年間、生意気で臆病な私たちを逞しく育ててくれて本当にありがとう。

 そして、私たちは桂高校でかけがえのない多くの友人と出会うことができました。何時間も一緒に汗を流し、時に泥にまみれ、時に野菜の臭いに包まれ、どんな時も感情を共有する仲間がいました。お互いの悩みを泣きながら打ち明けあったこと、譲れない考えをぶつけ合って喧嘩したこと、抱き合って喜びを分かち合ったこと、そんなささやかな幸せの一つ一つが今となってはとてもキラキラしたかけがえのない宝物です。友人たちと共に過ごした時間は、とても楽しく有意義で、この上なく贅沢なものでした。自分の嫌なところも、友人たちといると許せるような気がしました。あなたが、私を輝かせてくれました。本当にありがとう。卒業に対して喜びを覚える一方で、友人たちとの別れに寂しさを感じずにはいられません。

 しかし、いつまでも過去を名残惜しむことは許されません。程なくして私たちはそれぞれの道を歩き始めますが、その前途には未解決の問題が山積みとなっています。少子高齢化問題が本格化している昨今、農業をはじめとする産業、医療、福祉、ありとあらゆる分野に大きな問題を抱えています。明らかに人口ピラミッドが逆転してしまったことで、若者である私たちへの負担も拡大し、私たちはこれから数少ない担い手として、社会を支える重要な中核的存在となります。また選挙権が十八歳に引き下げられ、政治や社会が若者の力をより必要としています。積極的に社会参加をし、少ない若者の意見を主張するべきです。一人一人が自分たちの役割を認識できれば、未解決の問題が解決に向かうかもしれません。
 技術進歩により日本の変化はますます早くなり、複雑化していきます。そんな未来に、誰しもが不安を抱えています。しかし、今日ここを旅立つ私たちの胸には「きっと大丈夫」という自信があります。なぜなら私たちには、ここで出会い、ともに泣き、笑い合った仲間がいます。いつでも私たちを見守り背中を押してくれた両親やお世話になった先生方がいます。恐れることなくそれぞれの道を歩み、時に立ち止まったり寄り道をしても、最後には大きな花を咲かせられるような力を、どんな未来も自身で切り開いていける力を、桂高校で学びました。

 今日から私たちは、枝分かれした道を自分の足で進んでいかなければなりません。時には高い壁の前になす術なく立ち竦むことや、ゴールの見えない真っ暗闇の中で孤独に泣くことがあるはずです。そんな時は、泣きたいときに泣いて、笑いたいときに笑う、そんな素直な気持ちも忘れてはいけません。自分に嘘をつくことなく日々を過ごし、そしてどんな時も、この場所で手にした多くの思い出、学び、誇りを胸に、卒業生一同、精進して参りたいと思います。

 最後になりましたが、今日までご指導、ご支援していただいた諸先生方、職員の皆様方、桂高校で出会い、支え、励まし合ってきた友人たち、そしてどんな時も一番近くで支えてくれた家族に、心より御礼申し上げます。伝えきれない感謝の気持ちを込めて、答辞とさせていただきます。

 さようなら、桂高校。ありがとう、桂高校。

令和二年二月二十八日     卒業生代表 三年二組 小泉月麦
                      三年七組 佐藤純

 

普通救命講習

 人が倒れた等の場面に遭遇した際に自信を持って対応できるよう、1月28日(火)、30日(木)、31日(金)の3日間、1年生全生徒を対象に実施しました。

 西京消防署等の指導員を講師としてお迎えし、地域の消防団員の方々の手厚いご協力のもと、心肺蘇生法、AEDの使用方法についてパワーポイントを使った講義と実技指導をしていただきました。

 

 2月8日(土)に第13回京都大学宇宙ユニットシンポジウムが京都大学で開催され、本校の日米交流グループが9月からの取組の成果をポスター発表しました。高校生だけでなく、大学院生や大学教員、宇宙関連企業の発表もある中、宇宙人に関する発表は本校だけでした。

 本校の発表ブースには非常に多くの方が来られ、生徒たちは一生懸命に発表をしていました。見に来られた方々からは、「面白い!」、「他の国で実践したらどうなるだろう?」、「ヒト以外の生き物でも是非調べてほしい!」といったコメントをいただきました。いただいた貴重なコメントやアドバイスは、次年度以降の取組に活かしていきたいと思います。

 

 2020年1月、「第39回全国高校生読書体験記コンクール」(公益財団法人 一ツ橋文芸教育振興会)の結果が発表されました。

 その結果、本校3年生切島温子さんが見事「優良賞」、1年生細井颯汰君が「入選」に選ばれました。この二人には賞状と記念品が贈られ、また学校賞もいただきました。本日伝達表彰を行い、生徒たちは校長先生から賞状や記念品を受け取りました。みんなで祝福をしました。本当におめでとうございます。

 

教育美術展覧会出品

2月1日(土)・2日(日)
日図デザイン博物館(みやこめっせ地下)において、第51回教育美術展覧会が開催されました。京都府下の幼稚園から高校までの作品を一堂に展示した展覧会です。
本校も、美術、書道の授業作品を展示しました。

 
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