2月6日(日)に行われました京都大学宇宙総合学研究 第15回ユニットシンポジウム ポスター展示交流会におきまして、本校KRPⅡ宇宙食研究班のポスターがユニット長賞を受賞しました。本校KRPⅡの活動でこの賞を受賞するのは2年連続となります。
本研究は「京野菜の桂うりを使用した宇宙スイーツの開発」という内容で、完熟するとメロンの芳香を放つ桂うりに人工甘味料のパルスイートを添加して乾燥させ、疑似乾燥メロンを作製することを目的としています。また、この疑似乾燥メロンはカロリーゼロの人工甘味料を添加しているため、通常のメロンよりもカロリーが低く、糖尿病患者の方でも気軽に楽しむことができます。
今年度は人工甘味料で甘み付けをすると、実際にどの程度メロンに味を近づけられるのかに挑戦しました。今年度の成果をもとに、次年度はいよいよJAXAの規定に則って、本格的な宇宙スイーツの開発に取り組む予定です。応援よろしくお願いいたします!
3月1日(火)に本校にて第73回卒業証書授与式を挙行いたしました。今年度も新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、教育活動における制限が多い1年となりましたが、3年間、勉強に、部活動に、学校行事に全力で取り組み、自主自律の精神で大きく成長した皆さんを心から祝福します。
以下に答辞を全文記載いたします。
答 辞
降りそそぐ陽が温かみを帯び、桂川の爽やかな風が草々をそよがせ、春が見え隠れする季節となりました。
このよき日に、私たちのため、このような素晴らしい卒業式を挙行していただき、先生方をはじめ、挙行に携わってくださった皆様に感謝申し上げます。
こうして私たちが、体育館で一堂に会していると、希望と、不安と、そして緊張を胸に秘めていた入学式が思い起こされます。様々なことを乗り越え、共に信頼を築き合ってきた仲間たちとも、あの日初めてことばを交わしました。それから三年。長いようで、短かった三年は、今となっては寂しさで苦しくなる程に積り積もったモノとなりました。
中学生の時よりも格段に広がった世界に、私たちは衝撃を受けました。増えた自由の分、重くなった責任。子どもだった私たちは、また一歩、大人としての道を歩めることを喜び、同時に、知らなかった厳しさに憂いました。先生方に教えていただき、先輩方に導いていただき、私たちは一喜一憂しながら、高校での生活を豊かににしてゆきました。
文化祭では、本番に向けて変わってゆく学校の雰囲気に乗り、少し勇気を出して新しいことに挑戦したり、陰で皆を支えたり、同級生や先輩方の見えなかった部分に高揚したり、感動したり。いっそこのまま、ずっと続いてくれないか、そう考えてしまう程、濃密で充実した時間を過ごすことができました。続く体育祭でも、文化祭から持ち越したエネルギーで培ったコミュニティーを更に広げ、ようやく桂高校の一員になれたのではないか、と一体感を感じずにはいられませんでした。
部活動や委員会活動でも、初めは何もできなかった私たちでしたが、少しづつ勝手が分かり始め、徐々に役目を任されることも多くなってゆきました。
勉学でも、難しくなった内容に四苦八苦しながら、仲間たちと、時には助け合い、時には競い合い、着実に力を伸ばしてゆきました。 また専門学科では、各種大会でも活躍されるような先輩の姿に感銘を受け、少しでも近づけるように、まずは基礎から学習を重ねてゆきました。
前だけを向き、ゼロから一歩ずつ歩んで来た一年間。ようやく、次のステップへのチャレンジを見据え、更なる成長を志した私たちに、二年生の四月はやって来ませんでした。 「新型コロナウイルス」が生んだ恐怖は世界中に瞬く間に拡がり、気付けばすぐ近くで息を潜めていました。
私たちが想像していた、上級生になった時の自分の姿。これまで受け継がれてきた伝統や形式、仲間たちと見せ合ってきた白い歯ですらも、全てはニュース速報の音と共に崩れ去ってゆきました。未来は暗闇にしか見えませんでした。
一ヶ月半遅れの二年生。マスク姿の後輩たちを、満足に迎え入れることはできず、新しいクラスメートとの親睦が深まる遠足も無くなりました。
湧き出した悲しみや苛立ち、怒りはどこにもぶつけられず、心に深く沈み積り始めます。やがて身体は重くなり、どうしても踏み出せない一歩。しかし、立ち尽くす私たちの背中は力一杯押されました。仲間が、家族が、地域が、社会が、私たちに寄り添いながら突き動かしてくれました。その時、やっと気付けた「温もり」は、今なお私たちの宝物です。
規模の縮小を余儀無くされた文化祭は、自分たちなりに向き合いました。行われることに感謝して、できることを探しながら精一杯取り組みました。
中止になってしまった北海道への研修旅行も、本当に苦しんで、何度も頭を抱えて、必死になって諦めました。
また普段の授業や、部活動などの日常の学校生活にも様々な制限のかかる中、許される範囲の中で挑戦を続けました。
専門学科では、基礎から発展した活動へと移り、積み上げた経験を糧に多種多様な研究を行うようになりました。各種大会や、より専門的な分野へと世界を拡げ、より精力的に取り組むようになりました。
三年生へと進級し、いよいよ高校生活の集大成とも言える進路実現に取り組み始め、ようやくその難しさを実感する時が来ました。いざ全貌を見てみると、それは例えようもなく、果てしなく映りました。予測不可能なコロナ禍と新しい共通テストによって視界も不明瞭でありました。そこに追い討ちをかけるように知らされた高校生活最後の文化祭の中止。目の前の世界は暗転し、心に嵐が吹き荒れました。それでも私たちが、この卒業式の場にたどり着けたのは、やはり周りの方々が照らしてくださった「光」があったからでした。
コロコロと変わる受験の制度や形態に私たちが惑わされぬよう、常に生きた情報を提供くださったり、経験に基づいた、打ち克つ為の方法論を説いてくださったり、また思い出作りと息抜きに、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」での活動を企画してくださったりと、いつも私たちを想って動いてくださった先生方の存在。
楽しい時も、辛い時も、どんな時でも温かく迎えてくれる。何の恩返しもできていないのに、どんなに迷惑と心配をかけても全力で支えてくれる。いつだって味方で居てくれて、いつでも帰れる唯一無二の居場所を用意してくれる。だからこそ何も考えずに頼ることができた、何にも代え難い家族の存在。 どんなことばでも言い尽くせない大きな感謝の気持ち。でもせめて言わせてください。ありがとうございました。
私たちが歩んできたこの三年間、歴史的な大変革を目の当たりにしたことで、私たちは、世界を新たに創ってゆく世代になりました。私たちが進みゆく社会という名の大海原の海流はすでに大きく変わり、それまでの海図はあてにならないのです。私たちは新たに海図を描きながら、嵐の中を複雑な海流の中を進んでゆきます。
しかし私たちは、帆の張り方を知り、船の直し方を学び、潮の読み方を教えてもらいました。人生の航海の手順は、ここ桂高校で培ってきました。勉学や部活動、行事や休校を含めたありとあらゆる経験。その中で得た、先輩方や、後輩たち、先生方や家族との信頼関係。どれもが、今私たちの糧となり、苦しい航海にも耐え得る原動力となっています。
私たちは今日、壊して、直してそれでも磨き続けた船に乗って、海図の無い旅へと旅立ちます。胸にこれまで支えてくださった全ての方々への感謝を抱いて。行ってきます。
令和四年三月一日
卒業生代表
三年一組 篠原 悠弥
三年六組 細井 颯汰
一ツ橋文芸教育振興会が主催する「第41回全国高校生読書体験記コンクール」で1年生の柳生敦輝さんが入選しました。校内にて賞状と記念品の授与がありました。
*「読書体験記」について(一ツ橋文芸教育振興会HP 外部リンク)
//www.hitotsubashi-bks.jp/contents/reading/about.html
2022年1月22日(土)に全国高校生MY PROJECT AWARD 2021 京都府 Summit(主催:高校生マイプロジェクト京都実行委員会 共催:京都府教育委員会 後援:文部科学省)がオンラインで開催されました。
本校からは2-8 山田亜美さん、2-9 小野皐月さん、神原泉希さんの「ゆるきゃら」について探究しているグループが見事書類選考を通過し、参加しました。
他校の高校生と交流したほか、自らの研究成果も発表しました。様々な意見に触れ、サポーターの大人の方々にもアドバイスをいただき、とても貴重な経験になったと思います。
秋の読書週間中に行われた「しおりコンテスト」について、校内の投票結果をお知らせします。(2021年11月10日~11月12日投票実施)
今回のテーマは「自然」となっており、全部で9作品の応募がありました。どの作品も力作で、順位をつけるのが難しかったです。そのような中での入賞おめでとうございます。
校内投票後、桂高校向かいの大垣書店ブックパルさんにおいて、一般投票が行われました。ご協力ありがとうございました。
校内1位から3位のしおりは桂高校図書館で、一般投票の部第1位のしおりはブックパル桂南店にて希望される方に差し上げています。ぜひ使ってください。桂高校図書館へのページはこちらから→ //www.lib-eye.net/katsura-hs/
去る11月12日(金)和歌山市立河南総合体育館にて第68回近畿高等学校バドミントン選手権大会女子ダブルスが行われ、本校より2年生奥川夢さん、1年生西江南香さんのペアが出場しました。
結果は彦根翔西館高校にファイナルゲームの末、敗れてしまいましたが、近畿のトップ選手のプレーを身近で感じ、今後につながる試合であったと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
Green Blue Education Forumとは
地域で、日本で、世界で、宇宙規模でどんな事が起きているのか?それについてどう感じて、どうしていく事が良いと思うのか?想い・夢・体験・活動・アイデアなどを未来の地球について、みなさんの視点や考えを発信する場です。
発表テーマ:「資源循環を促進する! ~汚泥回収リンMAPの活用法~」
発表の様子は下のリンクから観ることができます。100を超える応募の中から選ばれた12チームの最終プレゼンの様子を観ることができます。
→ 「11 /27(土) 13:00〜 第2回GBEFコンクール 最終プレゼンテーション大会」
10月24日(日)に行われた、 全国高等学校弓道選抜大会京都府個人予選会において、本校弓道部員が入賞しました。
男子
2位 2年 植松祐斗 (近畿選抜、全国選抜出場)
女子
6位 2年 杉崎菜々美 (近畿選抜)
今後とも応援よろしくお願いします。
先日、本校美術部3年島田万葉さんが優秀賞を受賞した作品が11月23日(火)~28日(日)まで府立図書館エントランスにて公開されています。
府立図書館には、毎日1,000人ほどの人が来館され、幅広い年齢層の方に作品を楽しんでいただけるとのことです。
11月13日(土)に、本校にて第2回学校説明会及び部活動体験を実施しました。
感染症対策のため、十分に換気、消毒をした上で2回に分けての分散開催となり、合計600名以上の生徒・保護者の方々に御参加いただきました。
説明会以外にも農場見学会や個別相談会なども行い、桂高校の魅力を分かっていただける非常に有意義な1日となりました。
午後からは、部活動体験を行い、本校の部活動の様子を多くの中学生に知ってもらうことができました。
12月4日(土)には今年度最終の専門学科説明会を実施します。たくさんの方々の御参加をお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
11月13日(土)に京都ルビノ堀川にてサイエンスフェスタが開催されました。
本校からは5つの研究班がポスターを用いて質疑応答を行いました。
普通科 総合的な探究の時間
「京野菜の桂うりを用いた宇宙食の開発」
「系外惑星Kepler-1455での衣食について」
農業科 TAFS
「MAP散布がタマネギの生育・収量に及ぼす影響」
「ダイコンの養液栽培に関する研究」
「組織培養によるサボテンの大量増殖を目指して」
昨年度は感染予防のためポスター展示のみの開催でしたが、今年は十分な感染対策の下、多くの生徒が会場に足を運び、研究を通して交流することができました。
本校の研究班も他校生徒や先生方から多くの質問をいただき、非常に良い刺激になったと感じています。
今回の経験を生かし、さらに研究に取り組んで欲しいと思います。
9月30日(木)に本校2年生、11月11日(木)に1年生をを対象に分野別進路ガイダンスが行われました。大学、専門学校などで実際に勤務されている方々をお招きし、生徒達は自分の進路を踏まえた上で、興味のある分野のガイダンスに参加しました。これから10年後、20年後に必要とされていく職業やニーズが高まる分野などを踏まえた興味深いお話を聞かせていただきました。1年生、2年生共に自分の進路に向き合っていく時期となり、自分の将来や職業を考えるきっかけになったのではないかと思います。
10月7日(木)6・7限にKRPⅡ中間発表会を2会場(理系・文系)で実施しました。理系、文系ともに、半年間の探究の途中経過を発表しました。
各グループの発表後には、発表グループに対し、講評に来ていただいた龍谷大学の先生方から貴重なコメントをいただきました。残り半年ですが、今回の中間発表会でいただいた御助言を参考に、2月に実施予定の最終発表会に向けて探究を進めていきます。
11月5日(金)に1年生のスポーツフェスティバル、ダンスパフォーマンスが行われました。
午前中のスポーツフェスティバルでは、ソフトボール、バレーボール、バドミントン、卓球、そして最後にはクラス対抗リレーが行われました。各競技、非常に盛り上がり白熱した対戦が繰り広げられました。
午後からのダンスパフォーマンスでは、各クラスがそれぞれ企画し、練習したダンスを体育館で披露しました。コロナ対策により、マスク着用や練習時間の制限などがある中でしたが、各クラスは一致団結して、完成度の高いダンスを披露していました。
第38回京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門において、本校美術部3年島田万葉さんの作品「HOLY DRIVE」(油彩 F50号)が優秀賞を受賞しました。
美術部3年 島田万葉「HOLY DRIVE」(油彩 F50号)
11月7日(日)に京都文教大学にて第38回京都府高等学校総合文化祭放送部門が開催されました。本校の放送部から4名が参加し、2年生の佐尾美幸が第5位入賞を果たしました。
読書週間も終盤にさしかかりました。
1棟‐2棟間の渡り廊下では、現在「ビビッときた本」「登場人物の履歴書を作ろう」を掲示しています。
本を選ぶ基準は人それぞれ。様々な角度から本を紹介しています。「表紙の絵にひかれたから」「タイトルが目に止まったから」「キャラクターが格好いいから」。展示の中には、みなさんが共感できる本、思わずクスッとしてしまう一冊が紹介されているはずです。"自分だったら何をおすすめするだろう"このような観点でみてみるのも面白いです。
図書館では「ビビッときた本」だけではなく「秋の食べもの」というテーマで、様々な書籍を展示しています。
館内も図書委員とクリエイト部の飾りつけによって、秋らしい彩りをそえています。随所にみられるこだわりを、ぜひご覧ください。
【企画の紹介:一部】
・しおりコンテストは、9作品の応募がありました。11月10日(水)から11月12日(金)は投票期間です。
・クイズ大会の表彰は11月15日(月)に行われます。
・ポイントカード「学年の日」、読書ビンゴを行っています。ぜひ挑戦してみてください。
桂高校図書館へのページはこちらから→ //www.lib-eye.net/katsura-hs/
日時 令和3年11月7日(日)
11時00分 キックオフ
場所 たけびしスタジアム
(京都市総合運動公園 陸上競技場)
対戦 桂 VS 東山
是非会場へお越しいただき桂高校生の応援をよろしくお願い申しあげます。
あなたの応援を力に。みんなの想いを胸に。
11月1日(月)~11月15日(月)の2週間にわたって文化・芸術weekを実施しております。
今年度の文化祭でのスローガンであった「桂しか勝たん!~青春(アオハル)詰まった文化祭」をモットーに
各クラス、文化系クラブ、各委員会などが協力し合い準備を進め、素晴らしい展示やポスターで学校中が彩られています。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大により文化祭が中止となり、さまざまな制約を受けながらも生徒達はめげずに頑張り、一味違った桂高校を見せています。
秋の読書週間が始まります。
11月1日(月)から11月15日(月)は読書週間です。
今回の標語は「最後の頁を閉じた 違う私がいた」です。
今年は「桂高校文化・芸術week」として、図書委員会と文化系クラブの
合同で行う企画がたくさんあります。例年よりさらにパワーアップした企画の数々を、楽しんでください。
【企画の紹介:一部】
・10月27日(水)、11月10日(水)の二日間、「映画上映会」を行います(定員制)。
・11月1日(月)の古典の日にちなみ、放送部による朗読会が行われます。
・毎回大好評のしおりコンテスト、そして「登場人物の履歴書を作ろう」を実施します。
(作品応募締め切りは、いずれも11月4日(木)です。作品は後日掲示予定。)
・ポイントカード「学年の日」を設定します。
(ポイントカードは通年実施されていますが、読書期間中に限り、該当学年の人がその日に
借りるとポイントが2倍に。ポイントをためた人には少しいいことがあります。)
そのほか、図書委員がおすすめする本の紹介やクイズ、読書ビンゴ等、様々な企画を計画しています。
この機会にぜひ、図書館を訪ねてみてください。
桂高校図書館へのページはこちらから→ //www.lib-eye.net/katsura-hs/