12月20日(水)

オンラインによる校内放送で令和5年度2学期終業式が行われました。

 最初に、柏木校長先生から2学期の学校行事の振り返りと3年生へ進路実現に向けてのエールが送られました。2学期は文化祭や体育祭そしてクリスマスコンサートなど学校行事が多く、それらの全てにおいて生徒たちのエネルギーあふれる姿を見て元気をもらえたこと、そして3年生は希望進路の実現に向けてあきらめず頑張ってほしいというお話をされました。

 柏木校長先生の式辞のなかでは、1学期終業式式辞のなかで全校生徒に向けて「あいさつ」と「思いやり」の大切さを強調されていてその振り返りをされました。

・「笑顔であいさつを!」
 毎朝、校門前で生徒たちに「おはよう」の声かけをするなかで、以前よりもあいさつを返してくれる生徒が圧倒的に増えて朝から元気な気持ちになれました。朝一番の挨拶は元気の源です。また、校舎内でもほぼ全員の生徒たちが元気よくあいさつを交わしてくれるようになりました。

・「思いやりを大切に!」
 思いやりとは、相手の気持ちになって気遣いができることです。日頃の何気ない学校生活での自分の行動を思い出してもらいたい。トイレのスリッパをきれいに並べることは、次に使う人への思いやりです。各階のトイレでその思いやりを目にすることができました。ひとりの思いやりが皆に伝わり、それが大きく広がっていることを実感しました。教室や廊下などもきれいに清掃することで、皆が気持ちよく過ごせる学校になったことに喜びを感じました。
 また、式辞のなかでは、10月~11月に3年生に対して進路に関わる模擬面接をしたときのお話もされました。全ての生徒たちがきちんと制服を着こなして模擬面接に臨んでいたことに感心されたこと。生徒たちが身だしなみを心掛ける姿から、彼らが面接での第一印象の大切さをきちんとわかっていることを理解できたこと。決められた規則を守り制服を格好良く着こなす生徒たちが、模擬面接においてきちんと自己表現できていたこと。そして、関わった生徒たちが結果報告に来てくれたときの喜びを語られました。
 式辞の最後に、校長先生からぜひ1年の振り返りをしてほしいということをお話されました。反省だけではなく、良かったことをたくさん振り返ってほしい。「一年の計は元旦にあり」という言葉を引用して、新しい一年を迎えるにあたり、年の初めにその一年の目標をきちんと立てることが大事であるというお話がありました。
 そして「また3学期には、制服を格好良く着こなし、意欲と元気に満ちあふれた皆さんとお会いできることを楽しみにしています。良いお年を!来年もがんばりましょう!」という言葉で締めくくられました。

 その後、教務部長から2学期の学習活動の振り返り、生徒指導部長から冬休みの過ごし方、進路指導部長から各学年における進路実現に向けての心構えのお話がありました。そして、弓道部、陸上部、放送部、農業クラブが伝達表彰されました。冬休みの期間中、全国大会へ出場する弓道部の生徒が代表で決意の言葉を述べました。周りの人たちへのサポートや感謝を忘れずに、積み重ねてきた練習の成果を発揮して悔いのないように頑張りたいという強い決意に、全校からエールを送りました。

 
COPYRIGHT (C) 京都府立桂高等学校