1月29日(土)、令和3年度グローバルネットワーク京都交流会が行われました。

新型コロナウイルス感染対策のため、急遽オンラインでの実施となりましたが、本校からは、教養科学科2年生1名、教養科学科1年生3名が参加しました。

2年生は総合的な探究の時間の「ゼミ活動」での探究成果を、スライドを用いたプレゼンテーションで発表しました。

1年生は同じく総合的な探究の時間の「こだわり学」での探究成果をポスター形式で発表しました。

全体のテーマが「持続可能な国際社会への展望」と設定されており、2年生は「Racial Discrimination」、1年生は「パンダを絶滅から救う」「仕事におけるAIとの共生」というサブテーマでの発表でした。

他校の生徒の発表に刺激を受けると同時に、有識者から発表に対するフィードバックを受けることができました。

 
 
 
 
 

1月22日(土)、教養科学科1年生16名が、京都府教育委員会後援の探究学習交流会の「MY PROJECT京都summit」に参加しました。これまでの探究の成果と課題をポスター形式で発表し、オンラインで他校の生徒や大学教授などの識者の方からコメントやアドバイスをもらいました。

 
 
 
 
 

令和4年1月15日、1年生の希望生徒102名を対象にイングリッシュキャンプを行いました。

24名のAETの先生が来校し、小グループに分かれて活動しました。

生徒たちはグループでのゲームやアクティビティを通して、コミュニケーションの基礎となるCRQ(Check, Reaction, Question)や英語での自己表現の練習をしました。

開会式から閉会式まで、絶え間なく英語を使う一日でしたが、英語が得意な生徒はもちろん、英語に自信がない生徒もAETの助けを借りて、最後まで英語での会話を楽しんで過ごすことができました。

事後アンケートでは「楽しかった」「またやりたい」といった声が多数あり、イングリッシュキャンプを通して、多くの生徒が英会話に対してポジティブな印象を持つことができました。

 
 
 

令和4年1月14日(金)、3年生へ向けて共通テスト激励会を行いました。

井上校長は「会場に入ったときに、ぜひその部屋全体を見渡してください。ずいぶん気持ちが落ち着き、普段の自分と変わらないことを確認できると思います。」とアドバイスをされていました。

また、進路指導部長の山添先生、学年部長の児玉先生より応援のメッセージがありました。

「緊張は誰しもがするものです。いつも通りの自分で臨めば、最も力を発揮できるはずです。

悔いのないように、これまでの頑張りを出し切りましょう。」

 
 
 
 

令和4年1月11日(火)、3学期の始業式を行いました。

井上校長は式辞において、剣道の段位取得の経験を引き合いに、「剣道や茶道など『道』に代表されるような日本の伝統にも関心や接点を持ってほしい。」と話しました。「1,2年生は新年度に向けて、3年生は受験に向けて、次の一歩を踏み出すための3学期にしてほしい。」と式辞を締めくくりました。

始業式の後には、生徒指導部長の末常先生と進路指導部長の山添先生より講話がありました。

 
 
 
 
 

令和3年12月20日(月)、2学期の終業式を行いました。

井上校長は式辞において、「矜持」という言葉を次のように紹介しました。

『この言葉は、ドラマ「日本沈没」で登場しました。地殻変動によって国土が沈没することが確かになり、日本人の移住先を探すために世界中の国々と交渉します。

中国の長老の「日本人は引き受けよう。では、日本人は中国に来て中国人になれるのか?」という問いに対して、日本の政府の高官は「それはできない。日本人としての矜持だ。」と答えました。

「日本が沈没するので、中国に住むことになるけれども、日本人のまま生き続けたい。」という意味です。

矜持という言葉はもともと誇りやプライドという意味ですが、ドラマで使われた意味でもう少し深く捉えると、自分自身で定めた生き方に対して誇りをもつこと、周囲に流されることなく自分の正義を守ることであったりするのかもしれません。1年の終わりの時期を迎え、自分にとっての矜持は何か、いろんな場面で考え、自分の矜持を大切にできるようにしてもらえたらと思います。』

 
 
 
 
 

 京都工芸繊維大学の吉川順子先生に「ジャポニスム」(19世紀後半から20世紀初頭にかけて欧米諸国で起きた、日本文化に影響を受けた芸術運動)についてお話ししていただきました。ジャポニスムの定義や日欧文化交流の歴史について学びました。日本文化の影響を受けてどのような作品がうまれたのか、わかりやすい例を示していただきました。そして、なぜ服飾の世界でジャポニスムが起きたのかを考察しました。ジャポニスム、ジャポネズリの違いについての話や、流行なども歴史に因果関係があるのだとわかりました。大学での講義さながらに、答えの存在しないことを考察するという体験をしながら講義を受けました。

 
 
 
 
 

 伝統文化事業制度を活用し、アートミックスの授業で着付け体験と茶道体験を行いました。着付けの講師は西川ちせ子先生、裏千家茶道の講師は松本宗美先生です。事前にお茶室で「茶道についての講義」と茶室の入室やお道具の拝見の方法を松本先生に教えていただきました。着付け体験をした生徒2名は和服での所作も体験しました。茶室の床には生徒が制作した茶掛けが掛けられ、拝見を「拝見」をしました。そして、生徒がデザインした主菓子をいただき、自作の抹茶碗でお茶を点てて、「自服」します。茶道という伝統文化に触れる貴重な体験でした。

 
 
 
 
 

12月6日(月)、3年家庭研究(選択)の授業で、近鉄小倉駅近くにある七輪亭の大将 玄 英基さんに「日本料理講習会」 海鮮巻に挑戦!(家庭経営)を生徒に御教授いただきました。ここ何年、ご厚意で地域のお店ということで、生徒に節分の季節に恵方巻の巻き方を教わっています。

今年は少し早い12月ですが、立派な鯛を持ってきていただき、目の前で魚のさばき方を実演してくださいました。そして実際に大きな鯛を3枚におろし、短冊へと巻き寿司のネタへと、湯引きへとダイナミックな包丁さばきに生徒たちは圧倒されていました。巻き方の基本を学び、新鮮な海鮮を思い思いに巻いていきました。鯛のあらでおすまし(潮汁)を作り、自分で巻いた海鮮巻をおいしくいただきました。

 
 
 
 
 

11月29日(月)6・7限で、1年生教養科学科「こだわり学」の中間発表会を行いました。

Zoomを活用して大学の先生や学生を招待し、生徒の発表に対してコメントをいただきました。

答えのない問いについてじっくり考えた成果や、ポスター作成及び発表準備の成果が形となって表れていました。

「こだわり学」では、自分の興味関心から生まれた問いについて、1人1テーマで探究を行ってきました。

3学期には、1年間の総決算として最終発表があります。より深まった探究、より工夫された発表を期待しています。