京都工芸繊維大学の吉川順子先生に「ジャポニスム」(19世紀後半から20世紀初頭にかけて欧米諸国で起きた、日本文化に影響を受けた芸術運動)についてお話ししていただきました。ジャポニスムの定義や日欧文化交流の歴史について学びました。日本文化の影響を受けてどのような作品がうまれたのか、わかりやすい例を示していただきました。そして、なぜ服飾の世界でジャポニスムが起きたのかを考察しました。ジャポニスム、ジャポネズリの違いについての話や、流行なども歴史に因果関係があるのだとわかりました。大学での講義さながらに、答えの存在しないことを考察するという体験をしながら講義を受けました。

 
 
 
 
 

 伝統文化事業制度を活用し、アートミックスの授業で着付け体験と茶道体験を行いました。着付けの講師は西川ちせ子先生、裏千家茶道の講師は松本宗美先生です。事前にお茶室で「茶道についての講義」と茶室の入室やお道具の拝見の方法を松本先生に教えていただきました。着付け体験をした生徒2名は和服での所作も体験しました。茶室の床には生徒が制作した茶掛けが掛けられ、拝見を「拝見」をしました。そして、生徒がデザインした主菓子をいただき、自作の抹茶碗でお茶を点てて、「自服」します。茶道という伝統文化に触れる貴重な体験でした。

 
 
 
 
 

12月6日(月)、3年家庭研究(選択)の授業で、近鉄小倉駅近くにある七輪亭の大将 玄 英基さんに「日本料理講習会」 海鮮巻に挑戦!(家庭経営)を生徒に御教授いただきました。ここ何年、ご厚意で地域のお店ということで、生徒に節分の季節に恵方巻の巻き方を教わっています。

今年は少し早い12月ですが、立派な鯛を持ってきていただき、目の前で魚のさばき方を実演してくださいました。そして実際に大きな鯛を3枚におろし、短冊へと巻き寿司のネタへと、湯引きへとダイナミックな包丁さばきに生徒たちは圧倒されていました。巻き方の基本を学び、新鮮な海鮮を思い思いに巻いていきました。鯛のあらでおすまし(潮汁)を作り、自分で巻いた海鮮巻をおいしくいただきました。

 
 
 
 
 

11月29日(月)6・7限で、1年生教養科学科「こだわり学」の中間発表会を行いました。

Zoomを活用して大学の先生や学生を招待し、生徒の発表に対してコメントをいただきました。

答えのない問いについてじっくり考えた成果や、ポスター作成及び発表準備の成果が形となって表れていました。

「こだわり学」では、自分の興味関心から生まれた問いについて、1人1テーマで探究を行ってきました。

3学期には、1年間の総決算として最終発表があります。より深まった探究、より工夫された発表を期待しています。

 
 
 
 
 

 11月30日(火)、2年5・6組自然科学系統の「理数化学」(教養科学科)の授業で、京都工芸繊維大学材料科学系の竹内信行准教授から、「色とりどりの七宝焼きを作ってみよう~ガラス中のイオンの発色~」と題して講義と実験をしていただきました。
 まず初めに、七宝焼きの色調とガラス中のイオンの状態について解説していただき、次に身近なセラミックスである七宝焼きを作成し、ガラスの色調の仕組みについて解説をしていただきました。
 身の回りのガラスの色調について深く考えていく内容で、生徒たちは考えることの楽しさを味わっていました。

 
 
 
 
 

 「四神」を作った美術Ⅲ選択者の4名です。文化祭で昇降口に展示する予定でしたが、中止となり、「ミニ芸術展」ではじめて展示しました。美術室の入口から出すことができず、窓を外して、6人がかりで出すことができました。会期後は、2月の芸術展まで新学習棟2階に展示しています。

 
 
 
 
 

 今回も「伝統文化事業制度」を活用し、近隣の「きねや菓舗」の上田さんに和菓子の歴史の講義と和菓子に使われる材料についての説明を受けました。砂糖でできた「工芸菓子」の紹介では、あまりの精巧さに驚きを隠せません。感染症対策を実施した和菓子作り体験では、餡と皮の違いも学び、丁寧に餡を包んで、専用のへらで模様をつけていきます。上下に動かしますが、なかなか「菊」の模様になりません。最後に黄色で花心を乗せて完成しました。自分で作ったお菓子を、自分で作った抹茶碗でいただきました。これを機会に、和菓子に興味をもち、和菓子をいただく機会が増えることでしょう。

晩秋の主菓子のデザインをして、樹脂粘土でつくりました。これらの中から、当日の主菓子としてきねやさんが選んだデザインが採用されます。当日が楽しみです。

 
 
 
 
 

口之津港を後にし、太宰府天満宮を散策しました。

このあと、博多駅に向かいます。

 
 
 
 
 

研修旅行第4日目です。

午前中は鬼池港を出発し、イルカウォッチングに向かいました。

天候に恵まれ、漁船から大海原を泳ぐイルカを観察することができました。


 
 
 
 
 

研修旅行3日目の宿泊先である「ホテル亀屋」に無事到着しました。

夕食では、人数を分散させる、料理をとるときはビニール手袋とマスクの着用を徹底するなどして、バイキングを楽しみました。