ウエイトリフティング部の黒川美貴さん(1年)と畠中真帆さん(2年)が、第28回近畿高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(1月 奈良県)に出場することが決まり、同窓会・教育後援会の激励金贈呈式が行われました。

 教育後援会の舩川会長と井上校長からは、日頃の鍛錬に対する労いと近畿大会に向けての激励の言葉が送られました。

 出場者を代表して黒川さんが、日々の練習の成果を発揮できるように頑張ると大会の抱負を語りました。

 みなさまの応援をよろしくお願いします。

 
 
 
 
 

令和6年1月9日(火)に3学期始業式を行いました。


はじめに、令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。


このような状況の中、本日無事に始業式を行うことができたことに改めて感謝の意を示します。


3学期も生徒のみなさんの健やかな成長を祈ります。


始業式の式辞で井上校長は、「忠臣蔵」で大石内蔵助が全員籠城・切腹を主張したのに対し、家老・大野九郎兵衛が城明け渡しを主張し対立した話を取り上げました。物語では赤穂浪士の討ち入りを正義と扱い、大野の主張は不忠・卑怯であると解釈されていますが、切腹を免れ多くの人々を庇護しようとした大野の考えは合理的であり、彼なりの正義であるというとらえ方ができます。この点を考慮し、私たちは自分に正義があるように、他者にも異なる正義があることを理解し、考え方を広げていくようにと伝えました。

その後、末常生徒指導部長の講話がありました。


 
 
 
 
 

令和5年12月20日(水)に2学期終業式を行いました。

井上校長は式辞で、物事の背景にあることを考える習慣をもつ大切さについて述べられました。例として、剣道の審判で使用する紅白旗の作法や、試合後にまである厳格なきまりを挙げ、合理性だけでなく日本独自の美学がある点に触れました。

その後、重高教務部長と澤井学科・企画推進部長の講話がありました。

伝達表彰では、ウエイトリフティング部、バドミントン部(男子)、ハンドボール部(男子)、テニス部(女子)、体操部、吹奏楽部、美術部、書道部、将棋同好会の部活動の表彰と、PTA標語の表彰を行いました。


 
 
 
 
 

 11月14日(火)、教養科学科2年自然科学系統46名が、京都大学宇治キャンパスを訪れ、最初に、本校の学術顧問の阿久津達也教授から、「バイオインフォマティクス(バイオ情報学)について」という演題で御講演をいただきました。生命の設計図である「DNA」について、その塩基配列の解析方法やコンピュータで処理する際の工夫について解説してくださいました。
 次に生体触媒化学研究領域、レーザー物質科学研究領域、錯体触媒変換化学研究領域の各研究室を見学しました。実際の研究の様子を体験し、疑問に感じたことや分かりにくかったことなどを、大学の先生や研究室の学生たちに質問していました。最後にスーパーコンピュータの見学をしました。

 
 
 
 
 

11月2日(木)7限LHRの時間において、2年生の普通科4クラスと教養科学科自然科学系統の第1回百人一首大会を行いました。団体戦で実施され、みんな協力し合い、白熱した大会になりました。生徒みんなが必死でカルタを取るなか、担任の先生も乱入し、カルタを獲得する場面もあり、担任団の先生方も楽しんでいて和気藹々とした雰囲気でした。

【結果】優勝 2年1組

 
 
 
 
 

2年教養科学科人文・社会科学系統の「歴史探究」では、奈良女子大学と連携し、世界遺産の平城宮跡について探究する授業を行いました。


今年度は奈良女子大学文学部教授 宮路淳子先生にお世話になりました。


10月24日に事前学習として、発掘調査について詳しくお話していただきました。

史料から当時の生活を推測し歴史を紐解く考古学についての興味深いお話でした。


11月2日は平城宮跡に行き、資料館や東院庭園の見学等を行いました。生徒達はこれまで知っていた知識と、現地を歩いて初めて実感できることの違いに驚いたり、新たな疑問を抱いたりと、深く探究していました。

 
 
 
 
 

GSP 高大連携授業「理数化学」

  教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業を通して様々な取組を行います。
  そして専門性を高める機会を充実すべく、グローカル・スタディーズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
  自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。

  教養科学科2年次生の取組として、10月31日(火)、大阪公立大学の八木繁幸教授を講師にお迎えして、「化学発光から化学を学ぶ」という授業を実施しました。
  内容は、炎色反応の実験とルミノール反応の実験、さらにルミノール反応の実験を元に警察の鑑識官になったつもりで、血液のしみこんだハンカチを探し出すというものでした。最後に、ウミホタルの発光現象の実験も行いました。

 
 
 
 
 

2年教養科学科人文・社会科学系統「文学探究」の授業で「宇治市源氏物語ミュージアム」の館内見学と宇治橋周辺のフィールドワークを行いました。


古典文学に登場する宇治について学習するために、

ミュージアムで多くの資料に触れました。


また、歌枕や古典文学の舞台になった宇治を散策し、写真を撮影しました。

今回撮影した写真は今後俳句の授業につなげていきます。


 
 
 

 10月5日に京都新聞社主催の「日本人の忘れもの知恵会議対談シリーズ」の公開収録があり、教養科学科2年生が聴講参加しました。

 『未来へ受け継ぐ』をテーマに、教育者・空間人類学者のウスビ・サコさんと映画監督の馬杉雅喜さんが、地域の活性化と映像の力をテーマに対談されました。

 日常や学校生活ではめったにない機会とあって、生徒たちは御二人の話に耳を傾け、対談後には感じたことや疑問を投げかけていました。

 生徒たちにとって、未来社会に必要なことや明日を生きるヒントを探るきっかけになったのではないかと思います。


 対談の記事は、10月26日発行 京都新聞 朝刊 第9面に掲載されております。

 また、ウェブサイトにも掲載されておりますのでご覧ください。
 https://pr.kyoto-np.jp/campaign/nwc_wise/conversation/conv_2310.html


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芸術科における総合的な探究の時間で、同志社女子大学表象文化学部特任教授 吉海直人氏をお招きし、源氏物語の資料を芸術的側面から考察する特別授業を行っていただきました。


源氏物語の「橋姫」を教材に、絵巻に描かれているものや、物語に登場する楽器について考察しながら、物語を深く読み味わう授業でした。


本校では、総合的な探究の時間で美術を探究する「アルテ」と音楽を探究する「ムジカ」という授業があります。今回の特別授業は合同授業とし、美術や音楽を横断的に学ぶ内容です。


NHKに取材していただきました。近日放送されます!