本年も昨年に引き続き、イングリッシュキャンプを行いました。
 イングリッシュキャンプ?と思われるかもしれませんが、イングリッシュキャンプとは城南菱創高校を会場にして、丸1日英語だけで過ごすというイベントです。
 当日は外国人講師の先生24人が来校されて、様々なアクティビティーを実施してくださいました。
 本校1年生全員が24班に分かれて、英語だけで過ごす1日にチャレンジしました。
 最初はみんな緊張して、うまく話せなかったようですが、そのうち各教室から大きな笑い声や歓声が沸き上がり、本当に楽しく英語だけで1日を過ごせたようです。
 英語をツールとして使い、コミュニケーションを楽しむという姿勢はこれからますます求められると思います。
 今回のイングリッシュキャンプで生徒達は、たった1日だけでしたが、多言語によるコミュニケーションの楽しさを実感してくれたことと思っています。

 
 
 
 
 

令和5年1月13日(金)、3年生へ向けて共通テスト激励会を行いました。

井上校長は「会場に入ったときに、ぜひその部屋全体を見渡してください。ずいぶん気持ちが落ち着き、普段の自分と変わらないことを確認できると思います。」とアドバイスをしました。

また、山添進路指導部長からも自分が受験した時のエピソードを紹介し、応援のメッセージを送りました。

「緊張は誰しもがするものです。いつも通りの自分で臨めば、最も力を発揮できるはずです。

悔いのないように、これまでの頑張りを出し切りましょう。」

 
 
 
 
 

 令和4年12月20日、感染対策に十分配慮した上で、2学期終業式を行いました。

井上校長は海外旅行の自らの体験から、自分のやり方にこだわりすぎず、他の人の意見ややり方を柔軟に取り入れることが必要だと話しました。また、一歩引いて、相手の意見に耳を傾けることで、その人のことを大切にすることにもつながるとのことでした。

 

 その後、教務部長小西先生と進路指導部長山添先生の講話がありました。

 

 終業式後には、部活動等で優れた成績を残したクラブや生徒の表彰がおこなわれました。


 【伝達表彰】テニス部女子、弓道部男女、ウエイトリフティング部男女、

       体操部女子、放送部、交通標語の入賞者

 
 
 
 
 

 陶器の釉薬と化学ともつながりがあります。化学の先生より、釉薬とは何であるか?釉薬の着色方法については、イオンによるものと、コロイドによるものがあることを、実際の作品や画面の図を用いての説明をしていただきました。

 織部焼きの抹茶碗をつくったことで、緑色の釉薬には酸化銅が着色材として利用されていることを知り、緑色に発色する理由がわかりました。

 
 
 
 
 

 12月13日(火)、本校においてアンディ・ウォーホルのワークショップが行われました。

 「教えてウォーホル!What is POP ? ~現代アートの多様で自由な表現の楽しさを体験しよう!~」というタイトルで、ポップ・アートとウォーホル作品から観るシルクスクリーン技法についての講義や、実際に実物のウォーホルの原板を使ったシルクスクリーンでの印刷を約3時間にわたって行いました。

  参加した21名の生徒と本校教職員5名はそれぞれの個性を活かして、トートバックに色彩鮮やかなシルクスクリーンの作品を完成させました。 慌ただしい年の瀬ですが、穏やかで楽しくアカディミックな午後の一時となりました。

 
 
 
 
 

 11月24日(木)、2年5・6組自然科学系統の「理数化学」(教養科学科)の授業で、京都工芸繊維大学材料科学系の竹内信行准教授から、「色とりどりの七宝焼きを作ってみよう~ガラス中のイオンの発色~」と題して講義と実験をしていただきました。
 まず初めに、七宝焼きの色調とガラス中のイオンの状態について解説していただき、次に身近なセラミックスである七宝焼きを作成し、ガラスの色調の仕組みについて解説をしていただきました。
 身の回りのガラスの色調について深く考えていく内容で、生徒たちは考えることの楽しさを味わっていました。

 
 
 
 
 

 伝統文化事業制度を活用し、茶道体験・着付け体験を行いました。裏千家茶道の講師は加藤宗麻先生、着付けの講師は西川ちせ子先生です。礼法室のお床には自作の茶掛けや仙媒、菓子皿を飾りました。そして、生徒がデザインした主菓子をいただき、自作の抹茶碗でお茶を点ててご自服し、茶碗の拝見をします。1学期から、歴史や禅など、一連の講義や実習を終え、今回が集大成となる茶道体験でした。茶室という日本独特の空間で伝統文化に触れる貴重な体験を通して、芸術としての茶道について、より教養を深めることができました。 


 
 
 
 
 

GSP 高大連携授業「理数化学」

  教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業を通して様々な取組を行います。
  そして専門性を高める機会を充実すべく、グローカル・スタディーズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
  自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。

  教養科学科2年次生の取組として、10月28日(金)、大阪公立大学の八木繁幸教授を講師にお迎えして、「化学発光から化学を学ぶ」という授業を実施しました。
  内容は、炎色反応の実験とルミノール反応の実験、さらにルミノール反応の実験を元に警察の鑑識官になったつもりで、血液のしみこんだハンカチを探し出すというものでした。最後に、ウミホタルの発光現象の実験も行いました。

 
 
 
 
 

 「伝統文化事業制度」を活用し、「和菓子づくり体験」をしました。講師は、本校の近くにある「きねや菓舗」の店主・上田さんです。和菓子についての講義から実演まで、そして和菓子を作り出す職人技に感動です。実際に自分で作ると、ちょっと難しいようです。なんとか菊の花の模様をつけることができました。感染症対策を実施し、自分で作ったお菓子をいただくのは、格別な味だったようです。

 
 
 
 
 

 茶道と禅は切り離せない存在です。「府立高校特色化事業制度」を活用し、黄檗山万福寺塔頭別峰院・広瀬尊之和尚様を講師に迎え、禅についての講義と椅子座禅体験を行いました。普段の生活と結びつけた禅の説明や禅語の軸「無尽蔵」の解説、生徒が作った茶掛けの一字禅語についても説明していただきました。椅子座禅では、姿勢や呼吸を整えるなど、受験で集中したいときに応用できる貴重な体験でした。