古典芸能の鑑賞を2回にわたって音楽の先生から教わりました。能「隅田川」「羽衣」の鑑賞をとおして、幽玄の世界の舞台の説明から漫画を使ったわかりやすい解説、最後には謡本についてなど、古典版テキストの解釈など幅広く学習しました。

 今年度、茶の木「ヤブキタ」を3本購入してもらいました。早速植木鉢に植え替えて、藍と一緒に水やりをして一緒に育てます。来年度には、茶摘みをして新茶を味わうことができるでしょう。

 
 
 
 
 
 6月4日(土)第69回NHK杯全国放送コンテスト京都府大会本選が実施されました。
予選を勝ち抜いた本校放送部の荒木南美さん(3年)と池野碧さん(3年)が「朗読部門」
に出場しました。5日(日)の同大会決勝に、池野碧さんが進出し、6位入賞を果たしました。
 その結果、京都府代表として、7月に開催される全国大会出場します。
感染症対策のため、まずデータ審査が行われ、準決勝に進出できれば東京会場に参加することができます。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
 
 
 
 
 

 なぜ音は鳴るのでしょうか?物理の先生より様々な実験器具を使って、音が鳴る仕組みの講義を受けました。1年生次に物理基礎で習っていたことの復習となります。音の共鳴が実験器具によって視覚化されたので、わかりやすかったです。音楽の先生からは、音がつくり出される仕組みの4つの違いについて、楽器で音を出しながら説明を受けました。また、先生が演奏するコントラバスを間近で鑑賞しました。最後に、ギターを演奏しながら、音が鳴る仕組みに深く学ぶことができました。

 
 
 
 
 

 今年は、多くの海外で学術調査をされた地歴・公民科の世界史担当の先生より、『歴史を動かす TEA POWER』の講義を受けました。「中国茶の歴史と茶の広がり」では、茶が薬であったことと禅僧の栄西によって日本に茶が持ち込まれたこと、「茶の広がりと世界史」では、ヨーロッパやアメリカに渡った茶が大きく世界を動かしたことを学びました。実際に海外のお茶を飲みながらの講義もアートミックスならではの授業です。

 
 
 
 
 

4月22日の放課後に、城南菱創高校の中庭で新入生に向けてライブを行いました。

それぞれのグループが練習してきた曲を披露し、たくさんの新入生が入部してくれました。

 
 
 
 
 

 煎茶道で使用する茶の葉を測る道具「仙楳(せんばい)」を作りました。竹を鉈で竹を割ったり竹引き鋸で切断したりすることは初めての体験。ヤスリで削ったあとは、墨や絵具で絵を描いて出来あがりました。宇治に立地している本校ならではの取り組みで、茶摘みや製茶方法も学び、本格的なお茶の淹れ方などを体験します。





 
 
 
 
 

「藍を種から育て、葉を使って染め、来年用に種を採る。」この藍のサイクルは5年目となりました。4月の最初の授業で、プランターに藍の種を蒔き、水やり当番を決めました。2週間後、発芽の時期に、生物の先生より、種子の発芽についての講義を受け、芽吹いた藍を観察しました。これからどんどん成長し、50センチくらいになったところで、藍の葉を使った染色体験を3種類行います。それぞれがどんな色になるのか楽しみです。

 
 
 
 
 

  本校では、教養科学科生徒の探究心・創造性・独創性の伸長のため、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として、総合的な学習の時間を「こだわり学」と称して、様々な活動に取り組んでいます。2年次では、生徒が独自のテーマで課題を設定し、研究(ゼミ活動)を行っています。そのまとめとして、4月18日(月)、3年生の代表が教養科学科の2、3年生に向けて校内発表を行いました。
  昨年度は、「国語ゼミ」「社会ゼミ」「数学ゼミ」「物理ゼミ」「化学ゼミ」「生物ゼミ」「地学ゼミ」「英語ゼミ」の8つが開講され、各ゼミ内で発表を行い代表を選出しました。

[各ゼミの紹介](発表順)

地学ゼミ代表  池野 碧さん 「巨椋池の痕跡と土地利用の変化」

社会ゼミ代表  福阪 明日奏さん「ディズニープリンセスに学ぶ女性の在り方」

物理ゼミ代表  浦 匡将さん、今井 佑さん、辻田 圭吾さん、松田 琉斗さん 「判別ロボット 」

化学ゼミ代表  大原 來未さん「ケミカルガーデン」

生物ゼミ代表  大槻 宗祐さん「生分解性プラスチック」

国語ゼミ代表  関戸 統万さん 「笑いへの罠」

英語ゼミ代表  豊田 悠三さん 「Racial discrimination」

数学ゼミ代表  森 勇磨さん 「感染症と陽性率について」

 各ゼミ代表者は、1年間の研究成果を伝えたいという熱意が充分に伝わる発表を行いました。いずれも甲乙付けがたい内容でしたが、最優秀賞に「生物ゼミ」が、優秀賞に「化学ゼミ」が選出され、表彰されました。

 
 
 
 
 

令和4年4月8日(金)、第14回入学式を行いました。


城南菱創高校の制服に身を包んだ新入生が次々と登校しました。


新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、時間短縮し、かつ人の密集を避けた形での挙行となりました。


城南菱創高校第16期生が、井上校長より入学許可を受けました。



井上校長は式辞において、新入生に次のような2つのお話と激励の言葉を贈りました。


 『一つ目は失敗を恐れず、挑戦する気持ちを持ち続けてほしいということです。困難なことに挑戦すれば、当然失敗することは起こります。うまくいかなかったり、思い通りにいかないことで気持ちが前向きになれないことも出てくるでしょう。それでも失敗を恐れ、トライすることをやめていては前進することは望めません。かっこよく、スマートに、失敗のない高校生活を送ろうとせず、泥臭くても自分自身の目標に向かって粘り強く挑戦し続けることが大切です。その先にはきっと充実した高校3年間があると思います。

 二つ目はかけがえのない友人を高校時代に作ることです。これからの三年間は、そういった生涯の友を得る絶好のチャンスです。その生涯の友を得るために、これからの高校生活の様々な場面を、友人を発見する機会にして下さい。勉強や部活動であっても、学校行事であっても、共に一生懸命取り組む経験を積めば、真の友人がきっと見つかるでしょう。

 人の一生の中で、とりわけ高校時代は、その人の将来の方向性を決める、大きな分岐点になります。人間は自分では気づいていない才能や適性をたくさん持っています。高校時代は、それを発見し、磨き、将来にどう生かすかを決める重要な時期です。どうか、これからの高校生活が君たちにとってとても貴重なものであることを十分意識し、自分をそして学校生活を大切にして下さい。』

 

 

 
 
 

令和4年4月8日(金)、1学期の始業式を行いました。

井上校長は式辞において、新しい環境での心がけについて次のように述べられました。


始業式にあたり、みんなに将棋の棋士、羽生善治さんの言葉を紹介します。

「三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。」という言葉です。羽生さんの一番言いたいことは工夫の大切さだということだと思います。

 私たちは今まで指導者や先生の言うことをよく聞いて、言いつけを守って、教えに従うことが大事だと思ってきました。もちろん、それはとても重要なことで、羽生さんも人の話を聞くことがスタートだと言っています。ただ、それで全部終わりかというと、そうではなく、自分なりの工夫をしてみることが必要なんだということです。

 例えば、何かテーマを与えられて、自分で解決する場面では、自分の中で様々な工夫を考案し、試してみることがよくあります。日常余り意識をしないのかもしれませんが、みなさんはそういうことを行っています。

 このような工夫を行うと、独自の発想でものごとを考えることができ、学ぶことの楽しさや面白みにもつながっていきます。とにかく言いつけを守って努力を続けてきたところから抜け出してみて、自分なりの工夫をしてより高みを目指すことも大切です。

 それぞれ学年が1年ずつ上がって、今見えてる景色も違うかもしれません。今年度も前向きに取り組み、城南菱創高校での充実した生活を送ってくれることを期待しています。