令和7年3月15日(土)に京都文教大学で、「第4回中高大社をひとつにつなぐ地域協働型PBL探究学習交流会」が開催されました。京都市以南の高校・大学の7校日頃の探究学習の成果を発表しました。
本校からは、2年7組の泊 虹晴さんが参加し、有効な土地活用として廃校に着目し地域活性についての提言をしました。参加者からは「廃校でカフェをするならば、どんなメニュー?単価はどのくらい?」など具体的な質疑を受け、その際には自分がインタビューしたことをもとに答えていました。
また、生徒ワークショップも行われ、「こんな探究学習をしてみたい!」ということを集まった高校生・大学生とともに考え、学校関係者や企業の方々にプレゼンをしました。
大勢の参加者の前でも堂々と自分の探究について語り、積極的に他校の高校生と意見交流をすることができました。
令和7年2月19日(水)の6時間目に、第2学年「総合的な探究の時間」の学習発表会を実施しました。この1年、自分たちの興味関心に合わせてグループ編成をし、インタビューやアンケート調査を積極的取り入れての探究活動を行いました。ポスターセッションと個人論文という形式でその成果を生徒同士で共有できたのは、とても有意義でした。
当日は、京都探究エキスポとグローバルネットワーク京都交流会に参加した5グループが発表しました。すべてのグループが「自分たちの考え(意見)」を持ち、聞き手を意識したプレゼンテーションを行ってくれました。
2月1日(土)に京都建築大学校で行われた、令和6年度グローバルネットワーク京都交流会に本校生徒15名が参加しました。
プレゼンテーション部門では、「Hello to a better world」というテーマで英語探究コースの7名が発表してくれました。近年話題である「パワハラ」の原因であるコミュニケーション不足に焦点を当て、挨拶を通じて幅広い年代の人と対面でコミュニケーションを取る機会を増やす取り組みを実施し、その結果を紹介しました。放課後に何度も発表の練習を繰り返し、本番では流暢な英語で最後まで発表することができました。
ポスターセッション部門では、文理コースの8名が「ガラスの天井-高校生が考える女性の政治進出-」と「MISO SOUPで世界を救おう!」という二つのテーマで発表を行いました。一つ目のグループは、政治進出という一見、高校生から遠そうに思われるテーマにも関わらず、生徒会の男女比から課題解決に取り組むという高校生ならではの身近な視点が特徴的でした。もう一方のグループは、日本食を通じて健康増進を世界に広めたいという思いから、海外でも手に入りやすい味噌パウダーや野菜を用いて味噌汁を作る方法を提案しました。どちらのグループも、日本と世界をつなぐ視点で総合的な探究の時間での成果を存分に発表し、観衆からの質疑応答にもスムーズに受け答えできました!
他校からも多くの参加者がある大きな舞台で、生徒たちはもっている力を出し切ることができました!
令和7年1月11日(土)に朝日新聞大阪本社で開催された、全国高等学校麻雀選手権大会プレ大会に、栗木綾彩さん(2年)と土川優依さん(2年)のペアが出場し5位入賞を果たしました。
彼女たちは、「総合的な探究の時間」の授業において、1学期より「麻雀」をテーマにして、高齢者の方とのコミュニケーション手段としての可能性を探究するなかで、今回は麻雀の「プレーヤー」として同大会に参加しました。麻雀のアプリを開発するゲーム会社の方や同世代との交流という貴重な経験もすることができました。今後の探究活動につなげていきたいと思います。
令和6年12月21日(土)に国立京都国際会館で、京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」が開催されました。この事業は、京都府と京都市の垣根を超えて、高校生たちが日頃の探究活動を交流しようというものです。
本校からは「自転車に乗ろうよ!~宇治市の自転車専用の道について考える~」と「麻雀が世界を救う!?~女子高生×麻雀~」の2グループが参加しました。それぞれのグループが提示した解決策について、具体的なアドバイスをいただくなど、とても有意義な発表となりました。
また、東京大学の松尾豊教授より「生成AI時代に皆さんはどう学び、挑戦するか」との講演がありました。「多様性、変化への対応がより一層求められるようになる社会で、主体的に考えることが必要」と生成AIの活用を踏まえて、高校生へのメッセージを送ってくださいました。