東宇治高校は全日制普通科の高校で、文理コース・英語探究のコースが設置されています。
文理コースでは、すべての科目について、基礎・基本の定着を目指します。英語・数学については、習熟度の講座編成を行い、個に応じた指導を行うことで、基礎・基本の内容はもちろん、高度な内容による発展的な学習を行い、学力を伸長させます。2年生からは、発展コースや文系コースに分かれて、個々の進路実現を目指します。また東北・関東方面での研修旅行を通じて、社会や文化に対する視野を広げる学習活動を行い、社会の中で活躍できる人材を育成します。
英語探究コースでは、1日の授業のうち3分の1が英語という、英語に特化した環境で学習が行われています。さらに、多様化する国際社会で活躍できる人材を育成するため、世界史や政治経済などを必修科目としながら、個々の興味関心に合わせ理数系科目を選択できるようなカリキュラムを設定しています。高大連携セミナーも行われ「映画の中の英語の変化」といったアカデミックな内容を学ぶ機会があるとともに、日頃からAETの指導の下、ディベートやプレゼンなどを行います。その集大成として位置づけられるのが、オーストラリア研修旅行です。ホームステイをしながら現地校で授業を受けます。そして生徒は「生きた英語」を通して異文化への理解を深めます。
さらに、東宇治高校は令和7年度入学生より、従来の英語探究コースを国際探究コースに改編します。今までの英語探究コースの教育内容よさを踏まえて、学力の充実を図るとともに、オーストラリアやアメリカなどの海外の高校生との国際交流を深め、グローバルな視野で社会課題を設定し、データを活用するといったデータサイエンスの手法を用いて課題解決する探究学習を深めていきます。