3年生選択授業未来まちづくり探究では、4月24日(木)に舞鶴市役所に来校いただき、舞鶴市の現状についてお話していただきました。市役所の方に生徒ごとの希望進路に合わせてお話いただき、生徒自身もまちづくりについてどのように関わっていくのかについて考えました。また、舞鶴で開催されているイベントに対する思いなどを述べていました。市役所の方からも「生徒さんたちがしっかりと聞いてくれて、舞鶴市に対して熱い思いを持ってくれている子もいたのが印象的でした」と好評をいただくことができました。


次回は5月1日(木)と8日(木)に舞鶴市の企業様をお招きし、座談会を行います。
4月23日(水)に2年3組の化学基礎の授業で分離の実験を行いました。
これまでに、2種類以上の物質が混ざり合った混合物から、物質を分離する方法をいくつか学習しました。その分離の方法のうち、今回はろ過とペーパークロマトグラフィーを行いました。
ろ過の実験では、泥水を用いて行い、実験操作が正しく行えているのか、ペアで確認しながら行っていました。ペーパークロマトグラフィーの実験では、水性ペンのインクをろ紙を用いて、インクに含まれている物質を分離しました。実験後、生徒は「こんな色が含まれているんだ」や「きれい~」と様々な感想を教えてくれました。
時間に余裕があったので、年度初めということもあり、ガスバーナーの使い方も確認しました。
生徒たちは、実験を通して、学習した内容の理解が深めることができた様子でした。
化学基礎だけでなく、それ以外の理科の科目でもたくさんの実験をしていきたいと思います。


2月2日、本校の学校設定科目「スポーツ基礎」選択者が京都フロンティア校研究成果発表会に参加し、1年間の授業実践について発表しました。発表では、授業での学びや取組内容を堂々と発表し、講評では「素晴らしい発表だった」と高く評価されました。

午後からの他校のポスターセッションでは、本校の参加生徒が積極的に質問し、他校の研究について理解を深める姿が見られました。他校の生徒とも活発に意見交換を行い、学びを深める貴重な機会となりました。

今回の発表会を通じて、生徒たちは自らの学びを振り返るとともに、新たな視点を得ることができました。今後も主体的に学び、成長していくことを期待します。
1月22日(水)・29日(水)の2日間に渡り、2年生未来探究コースの学校設定科目「日本文化」で、1年間のざまざまな学びの集大成として茶道実習を行いました。裏千家から4名の先生を講師としてお招きし、茶道の歴史についての講義、茶席での作法、そして実際に茶を点てて茶菓子と一緒に味わう実習となりました。
初日の22日(水)は、立礼(りゅうれい)という、テーブルと椅子の茶席のスタイルを実習しました。茶道は初めての生徒が中心だったこともあり、実習では苦心している様子の生徒もいましたが、みな泡の立った美味しいお茶を点てられました。また、普段食べない干菓子の甘さを味わい、楽しい実習になったようでした。

二日目の29日(水)は座敷での実習となりました。教室に畳やマットを敷いて茶室を模し、客としてのお作法を学びました。細かい動作も多く、茶室での作法にどぎまぎしている様子の生徒もいましたが、それら一つ一つに意味が込められていることを理解し、実践していました。そして、お茶を点てて、主菓子と一緒に味わっていました。


先生方の丁寧なご指導のもと、生徒たちは着付け実習や華道実習で学んだことなども思い出し、最後の実習を楽しみながら主体的に取り組んでいました。
3学期の歴史総合では、風刺画から読み取りを行ったり、テスト範囲の復習のためにトランプゲームを行ったりしています。1年間同様の取組を継続してきたため、生徒たちもWebを活用して答えを調べ、ロイロノートに書き込む活動に慣れてきたようです。


トランプゲームはまず人物と出来事のペアを作るところから始まります。生徒たちは教科書や授業プリント、Webなどを活用しながら、「ニコライ2世ってドイツ?ロシア?」「三国同盟ってどこの国が結んでいたっけ?」などグループの仲間と思考を巡らせながらペアを作っていました。
こうした活動において、クラスメイトとの交流を活発化させることで、総合的な探究の時間や他教科の実習でのチームビルディングに役立てられればと思っています。

3年「クリエーション芸術」では、2学期に京都:Re-Search実行委員会様(京都府・舞鶴市ほか)の御協力のもと、アートの視点から地域を見つめて発信する「『地域とアートが呼応する』5年後のみんなに届ける人材育成講座」(全5回)を受講しました。講座の中で、舞鶴赤れんがパーク、舞鶴引揚記念館、金剛院・松尾寺の4箇所を取材し、普段と異なる視点で取り上げた記事を作成しました。写真の配置や文字のフォント、配色等もグループで話し合い、講師の先生方からの助言を生かしながら、ページデザインを完成させました。


この度、授業で作成した記事が収録された冊子『よりみちまいづる――高校生の目が切り取る舞鶴の姿』が発行され、舞鶴市内の公共施設や取材した4箇所で配布されています。また、取材地をめぐるスタンプラリーも同時に開催されています。高校生の目を通して見た舞鶴の景色を、冊子を手に訪れてみてください。
よりみちまいづる(PDF版).pdf
本校3年生学校設定科目「スポーツ演習」の授業で、生徒たちが「ボッチャ」に挑戦しました!
今回の授業では
①ボッチャのルール
②ボッチャの道具作りの方法
③ボッチャの概要・楽しみ方
をテーマに、生徒自身がわかりやすい動画を制作し、コンテストを行いました。
多くの力作が生まれましたが、その中から優秀作品を3つ紹介します。
グランプリ作品
「現役JKが教える ボッチャ ボールの作り方講座」

https://youtu.be/AG12W9s1Bak
準グランプリ作品(2作品)
「ボッチャとは!」
https://youtu.be/wDWzWZQb_Tk
「ボッチャ ボールの自作方法」
https://youtu.be/3uR4VLo4c14
ボッチャはシンプルなルールで性別、年齢、関係なく誰でも楽しめるスポーツです。自分で進具を作ることもできるため、家族や友人と気軽にプレイできます。生徒たちが工夫を凝らして作った動画をぜひチェックして、ボッチャの楽しさを感じてみてください!
東舞鶴高校2年生の学校設定科目「日本文化」では、寒くなっても実習を中心にさまざまな取組を精力的に行っています。それぞれの取組で、生徒は楽しみながら、また試行錯誤しながら、主体的に学びを深めています。

昨年11月13日(水)と12月11日(水)の2回にわたり、「着物着付け実習」を行いました。生徒が2人1組になり、着物を着せてもらう側と着せる側に分かれて、交互に実習を行いました。

着せる側の生徒は、着物をより美しく見せることの難しさや奥深さを、試行錯誤の中で感じ取っていました。また、着せてもらう側の生徒は、着物を着たときに着物を美しく見せながら動作をする難しさを、身をもって感じながら、その一つ一つを楽しんでいました。また、着物を着て楽しんでいる様子もたくさん見受けられました。
1月15日(水)には、中嶋 節子先生(京都大学大学院教授)をお招きし、日本の町屋や和室の発展の歴史と、これからの時代の居住環境における伝統的空間のあり方について御講義いただきました。

「年中行事絵巻」などの史料や写真をもとに、日本の伝統建築について体感的に学びを深めました。また、その後のグループワークでは、現代建築における和室の有用性を議論し、グループごとに発表しました。その中では、これまでの「日本文化」授業内での学びを踏まえつつ、和室が日本人の生活スタイルにあっていることに着目し、和室の必要性を意見交流している姿も見られました。
「日本文化」では通年、生徒が体感的に楽しみつつ、伝統文化について主体的に学べる機会として、このようにさまざまな実習を行っています。
1月21日(火)に、3年生の学校設定科目「未来まちづくり探究」の選択生徒20人が舞鶴市内の連携事業所に対して、これまでの活動の成果を発表しました。
この授業では、舞鶴市内の4事業所(新日本海フェリー株式会社舞鶴支店様、福井センイ有限会社様、株式会社ベルマートいいだ様、合同会社VONTEN様)と連携し、事業所ごとに4~6人のグループに分かれて取組をしていました。9月に各事業所から課題を与えていただき、その課題を「高校生の立場でどう解決するのか」について試行錯誤しながらこの日まで考えてきました。


今回の最終報告会では、以下の内容を企業に提案しました。
・新日本海フェリーグループ・・・舞鶴土産のポップ、舞鶴に関するクイズ掲示
・ベルマートいいだグループ・・・地産地消を推進する特産品料理の紹介ポスター
・福井センイグループ・・・・・・西舞鶴地域にあるスポットの紹介パンフレット
・VONTENグループ・・・・・・舞鶴にある観光名所をモチーフにしたロゴ
企業様からも「想定を超えてくる発表であった」「市役所やほかの事業所から採用したいという声が上がり、大成功であったと思う」といったお声をいただくことができました。
生徒たちの中で自分たちの提案したことを来年度以降の後輩に引き継いでいきたいという思いのもと、今後の枠組み作りも行っていました。是非来年度以降もこの活動を取り組んでいきたいと考えています。
1月16日(木)、1年生を対象にSNS被害防止教室を行いました。京都府警察ネット安心アドバイザーおよびサイバー対策課から講師をお招きし、体験型でSNS・ネット利用に関するトラブルシューティングを行い、望ましいSNS・ネットの使い方について考えました。

生徒たちは、どのようなSNSでの投稿がストーカー被害のおそれを強めているか、意見交流しながら考えました。生徒の中からは「こんな個人情報は載せたらあかんやろ」「これも載せたらあかんの?」といったような、さまざまなリアクションがありました。

東舞鶴高校は、SNS・ネットに関わることで被害者になること、そして加害者になることのないよう、引き続き日常のさまざまな場面で啓発・指導を行います。