2年生選択授業科学探検において、11月5日(水)に京都工芸繊維大学准教授 木梨憲司 様に来校いただき、「色」博士になろうと題した知的好奇心をくすぐる体験授業を行っていただきました。
授業の前半では、大学での様々研究内容を紹介いただいたり、紫外線に反応をして色が変化する繊維や液体の実物を見せていただき、生徒たちは興味津々でした。
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授業の後半は、おまちかねの体験授業!花や葉っぱの色を色鉛筆を使って再現をしてみようというものでした。専用の機械で読み取りを行い、見本の花や葉っぱと、実際に色を塗った紙の色のスペクトルとを比較し、科学的にどれだけ再現できているかを確認しました。生徒たちは表示されたスペクトルを元に、「赤色が足りていないのかな」「ちょっと全体的に色が薄そう」など分析をして、再び塗って挑戦を繰り返し、かなり近い色を再現できている生徒もいました。
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色を科学的に捉えることで、身の回りのものを見つめ直すきっかけとなりました。