京都すばる高校では、本校での3年間は様々な学習の形や学習の機会を用意し、生徒のみなさんが互いに成長できるプログラムを準備しています。
他では決して経験できないすばらしい高校生活となるでしょう。
本校の文部科学省指定「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業(SPH)」の取組の一環として、日本における最大規模の情報セキュリティ大会である「SECCON 2016」(2015は、世界65ヵ国から3,343人が参加し、世界的に見ても最大規模といえる大会を実施)の一つの大会である「サイバー甲子園」が本校で実施されます!
【大 会 名】SECCON2016京都大会「サイバー甲子園」
【開催日時】平成28年11月12日(土) 午後0時30分~午後7時
【競技内容】高校生(18歳)以下の学生を対象としたCTF(Capture The Flag)大会。 クイズ形式(Jeopardy)によるセキュリティやITの技術を2名1チームで競うCTFで、 出題予定のジャンルはWeb、バイナリ、ネットワーク、暗号など。 さまざまなジャンルのさまざまな難易度の問題に挑戦し総得点を競います。
優勝チームには,2017年1月末に東京電機大学(東京千住キャンパス)で開催される 「SECCON 2016 決勝大会」の決勝進出権が与えられます。
【主 催】SECCON実行委員会/日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
【後 援】高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部、サイバーセキュリティ戦略本部、警察庁、総務省、公安調査庁、外務省、文部科学省、経済産業省、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、一般社団法人 日本経済団体連合会(経団連)、日本シーサート協議会
【協 力】京都府警察本部サイバー犯罪対策課、京都府立京都すばる高等学校
【スケジュール】
12:00 - 12:45 受付
12:45 - 13:00 オープニング
13:00 - 16:30 競技
16:40 - 17:10 解説・表彰
17:20 - 19:00 交流会
SECCONとは?
情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催する情報セキュリティコンテストイベントです。実践的情報セキュリティ人材の発掘・ 育成・技術の実践の場の提供を目的として設立されました。世界の情報セキュリティ分野で通用する実践的情報セキュリティ人材の発掘・育成を最終目標として、まずはICTに関わるすべての人材(開発者、テスト実施者、利用者)へ情報セキュリティの考え方や知見を広めることでセキュリティ予備人材の裾野を広げ、さらにその中から世界に通用するセキュリティ人材を輩出し、日本の情報セキュリティレベルを世界トップレベルに引き上げることを目的としています。
京都市が主催する「平成28年度みやこユニバーサルデザイン賞 青少年アイデア部門」において、企画科2年生の川本光祐くんが優秀賞を、田中夏希さんがアイデア賞を受賞しました。
このコンテストには、メディアデザインの授業の一環として応募し、2名が受賞しました。10月15日(土)に「ほほえみ広場」のイベント内で表彰式があり、京都市長より表彰されました。
①優秀賞 「声で反応エレベーター」 (川本光祐くん)
声で降りたい階を言うと、それに反応する機能を備えたエレベーターのアイデアです。荷物を持っていたり、子連れで両手がふさがってボタンを押す余裕がない人や、視覚障がい者の方々でも楽に使えます。
②アイデア賞 「すぐ発見!!お買い物マップかご!」 (田中夏希さん)
買い物かごにタブレットがついており、買いたいものを検索すると、イラストの地図で「ここにあるよ!」と伝えてくれます。高齢者から小さい子供、さらには外国人の方にも利用できるように、文字変換や拡大機能があるので、誰でも簡単・楽しくお買い物ができるというアイデアです。
~基本情報技術者試験の合格に向けて~
10月15日(土)、基本情報技術者試験を16日(日)に受験する情報科学科2年生を対象に秋季ITセミナーを開催しました。講師の先生として京都IT会計法律専門学校の田村先生をお招きし、情報セキュリティ分野やデータベース分野、疑似言語分野など午後問題を中心に演習と講義を織り交ぜて1日御指導いただきました。試験本番に向けて、13名の受講者はいつも以上に真剣に演習問題に取り組んでいました。今回のセミナーで教えていただいたことをしっかり復習して合格し、そして進路実現を勝ち取ってほしいと願っています。
これらの国家試験対策講座は、スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の取組の一環として実施しています。
~ファイナンスコース 系統的金融経済教育産学連携授業~
10月6日(木)、会計科2年生ファイナンスコース40名が全国でも珍しい金融について学ぶ「ファインンス」という授業で、京都信用金庫様との連携授業に取り組みました。
テーマは「もう一度行ってみたくなる金融機関を提案せよ!」。利用者の視点で金融機関をさらに魅力あるものにしようというものです。5月の中間考査後から、金融機関の仕事を調べたり、家族など利用者の意見を調査したり、7月には信用金庫本店でのインターンシップを経験して、このテーマに取り組んできました。発表では、待ち時間の解消策や居心地の良い空間づくり、地域色を押し出した店舗、様々な情報発信の方法、幼少期からのお小遣い預金など、高校生ならではの案が提案され、「実現の可能性もありそう!」という講評もいただきました。
さらに、今回は「京都経済活性化」をテーマに、ビジネスマッチングの現状など地域金融機関としての取組みについて講義をいただきました。この講義を受けて、2学期後半は、地域金融機関の視点から「京都経済活性化戦略を提案せよ!」という課題に取り組んでいきます。